接遇塾blog

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聞きなれたアナウンス

2020/12/21

銀行に行くとアナウンスが聞こえてきました。

今やどこに行っても聞かれるコロナ関連のアナウンスです。

体調の悪いとき

熱のある時は銀行に来るのを控えてください。

年末は混雑するので避けてください。

といった内容でした。

これを流す意味があるかないかはさておき

もう少し人間味のあるアナウンスはないものでしょうか。

ほんの少し言葉を足すだけで

「お客様ご自身のために」が伝わるのではないでしょうか。

「寒くなってきました。外出はできるだけ控えましょう」

「風邪を引かないように暖かくしてお過ごしください」

「お客様ご自身をまもるためアルコールをお使いください」

こんなアナウンスを聞くだけで

免疫力も上がる気がするのです。

注意喚起するアナウンスが必要な時期もあったと思いますが

もうそろそろ

”なんか聞くだけで嬉しくなるね”

と思えるアナウンスがあってもいいと思うのです。

はなはな

 

こんなセミナーを探していたんです

2020/12/20

電話応対セミナーは他にもいくつかありましたが

マンツーマンで

自分のためにテキストを作成してくれて

自分に合ったセミナーをやってくれる

こんなセミナーを探していたんです。

3時間のマンツーマンセミナーの終盤で受講者様が言ってくれた言葉です。

「私の言った要望も全て入っていました」

明るい笑顔でこうも言ってくれました。

マンツーマンセミナーはご依頼を受けて

ご要望をお伺いし

カリキュラムを組み立て

テキストを作成し、更に必要と思われる資料をつけます。

そうやって準備を万全にしても

まだ受講者様のために何かできることがあるのではと

自分に100点満点を出せないこともしょっちゅうです。

こんな言葉をいただけると嬉しいものです。

また頑張ろうとモチベーションがぐ~んと上がるのです。

英文字

 

想像で聴いています

2020/12/19

来年の仕事依頼が3月まで入ってきました。

ありがたいことです。

先を見据えた企業様の動きは速いです。

そろそろ、コロナ後の接客・接遇の準備が必要ですね。

それはそうと

マスクをしてビニール幕越しの声は聞き取りにくくありませんか。

年齢のせいでしょうか。

私はほぼ想像で聞き取っています。

先日百貨店へ行きお歳暮の宅配をお願いしました。

「・・・の電話番号を・・・」

(ああ、送り先の電話番号を聴いているんだな)

「ええと~、」スマホで調べようとしました。

「あの、・・・様のお電話番号ですが」

「え」(もしかして私の電話番号かな)

「ご依頼者様の・・・」

やはり私の電話番号でした。

マスクとビニール幕があるからといって

声のボリュームを上げ続けることも難しいですよね。

この場合は「ご依頼者様の」と言いながら

ジェスチャーでもあれば聞き取れたかもしれません。

人間は意外と声だけでなく色んな情報で聞き取っているものです。

マスク、ビニール幕が外れるまでは

是非ジェスチャーを有効活用してみてください。

コーヒー2

 

忙しい時こそ

2020/12/18

4日間の企業様研修を終え

マンツーマンセミナーも一区切り

後は企業様研修を1社様残すのみとなりました。

先日所要があり渋谷に行きました。

お昼時だったのでランチをしようと

数か月前に行った店に行くことにしました。

「全くお客様が来ません」

数か月前にお店の方は

開店休業状態のなか辛そうにおっしゃってました。

そして、私たちが来店したことをとても喜んでくれました。

何とか復活してほしい

もし閉店していたら・・・心配になりながら訪ねました。

なんと!

満席状態です。

ほっとしました。

・・・が、ランチメニュー6種の内2つが品切れとのこと。

時間は12時15分。

「○○と○○が売り切れということ?」

「そうです」

残念です。

「○○と・・・」

再確認のためもう一度聞くと

「そうです」

そうですけどそれが何か?

といった口調です。

残念です。

残念なのは品切れではなく

それを伝える店員さんの口調です。

「申し訳ございません」「準備不足で」など

お客様にとって悪い情報を伝えるときは

せめて、それを和らげる一言があるとよかったですね。

もっと残念なのは

一人のお客様が来てくれる感動が薄れたことです。

つばき

 

ひと言が差をつける

2020/12/02

先月21日から連続出張、東京に戻り埼玉

昨日は都内とありがたいことに企業様研修の連続です。

このような状況でも前へ進むことの大切さを改めて教えられます。

さて、昨日量販店でお惣菜を買ったときのこと。

量り売りのお店です。

「これを100グラムお願いします」

「はい、かしこまりました」

軽やかな手つきで秤に載せました。

なんと一発でピッタリ!

「すごい!ちょうど!」

と、思わず言ってしまいました。

すると

「今日はいい日、いい日」

と店員さん。

この店員さんから買ってよかった・・・

小さな感動です。

さあ、明日は公開セミナーです。

セミナーのテーマである「小さな感動を積み重ねる」

気合を込めてお伝えします。

フルーツ

 

伝えない言葉 伝わらない気持ち

2020/11/25

鹿児島~宮崎~佐賀と5日間の出張も本日が最終日です。

昨日は佐賀駅構内のお店で昼食。

サラリーマンの方が2名入ってきました。

先輩と新人君のようです。

「いいよ、いいよお茶代くらいおごるよ」

先輩が声をかけオーダーするためカウンターへ。

新人君は席に鞄を置き立っていました。

・・・と、その足元をす~っと大きなゴキブリが!

新人君は「!!!」とあとずさりをし、

視線でずっとゴキブリを追っています。

「いいよ、座っていて」

先輩が声をかけに来ました。

きっと遠慮して立って待っていると思ったのでしょうね。

「あ、あれ・・・」とゴキブリを指さしました。

「ああ、じゃあ席変えようか」

先輩の言葉に新人君は自分のバッグを持ち店の中央へ移動していきました。

そう、先輩のバッグは置き去りにして・・・。

ドリンクの代金を出し、注文し、席まで運ぼうとした優しい先輩は

自分のバッグだけを持ち別の席へ移動し座っている新人君を

少し驚いた表情で見ました。

・・・が、何も言わずドリンクを新人君に渡し

置き去られた自分のバッグを取りに行きました。

その後

先輩は感情をコントロールするのに大変だったと推察します。

「お前、ドリンクくらい取りに来いよ」

「普通、オレのバッグも一緒に持って移動するだろ」

飲み込んだ先輩の言葉は届くことなく

新人君はまたどこかで同じことを繰り返すのです。

椅子窓

 

スピード感に意味がある

2020/11/22

出張二日目、ホテルはどこも満室のようです。

GO Toの威力はすごいですね。

昨日は現場コンサルから気づきを改善提案。

なんと、改善をお伝えしたことが

写真付きで夜の8時に「改善終了」の報告がありました。

即日、改善に動くスピード感。

見事です。

そして本日の組織では

先月に続きヒヤリハットの洗い出しと改善です。

こちらも多くの動きがありました。

現場を良く知っている方たちの現場主導での動きは

やはり強いです。

昨日、本日の企業様双方とも

このような状況の中でも数字を上げています。

スピード感を持って改善をする。

弊害が生じれば再び改善をする。

PDCAサイクルをグルグル回す。

これが数字を上げるコツです。

スピード感を持って「動く」ことです。

会議や打ち合わせを繰り返すよりずっと効果があります。

桟橋

 

マスク時代の伝わる笑顔のコツ

2020/11/12

昨日から東北に来ています。

今年初めての雪にも遭遇しました。

さて

マスク着用が日常になり弊害も出始めているようです。

私個人としましては

呼吸困難ですね。

頭痛から始まり肩、首のコリがひどくなります。

まあ、それはいいとして・・・表情ですね。

表情が伝わらない。

無表情の応対が増えている・・・といったお悩みが多く寄せられます。

口がいかに笑顔にとって決め手になっていたのかがわかります。

どうやって笑顔を伝えればいいのか

悩んでいる指導者の方が多いです。

では、そんなときの解決方法。

「言い終わりに笑顔になる」

これがポイントです。

もちろん、終始笑顔になれる人は問題ないですが

表情に乏しい人は

言い終わりは必ず笑顔になることをやってみてください。

そうそう

アイコンタクトが同時にできると完璧ですよ。

雪山

 

オペレーションが崩されるとイラっとしていませんか

2020/11/09

自販機に業者さんがドリンクを補充していました。

カゴにドリンクを入れウエストの高さに足で支え

ドンドン補充しています。

一部のドリンクを入れ替えのためか自販機から取り出しました。

次に補充のドリンクを・・・と鮮やかなオペレーションです。

ふと

自販機の横に年配の女性が立っています。

じっと業者さんを見ています。

気付いた業者さんは

「アッ、こちらのドリンクがいいですか」

どうやら自販機は2台あるけど今補充中の方にご希望の商品があるようです。

作業の手を止め、自販機の扉を閉めました。

「すみません、すみません」

何度もご婦人は恐縮しています。

「いいえ、ありがとうございます」

業者さんは穏やかに答えました。

・・・と、それがきっかけを作ったように3人のお客様が購入にやってきました。

スーパーやコンビニで品出しに夢中になっている店員さんを見かけることがありませんか。

買いたいのに買えない・・・で、

まあ、いいかと買わずに帰ることが私にはよくあります。

作業を優先すると時間は短く済みます。

しかし

そこで売り上げをなくしていることに気づいていません、

この業者さんのようにお客様を優先することで

作業は止まるけど

売上は上がることが結構あるのです。

さあ、あなたならどちらの数字を優先しますか。

花本コーヒー

 

原因は別のところにある

2020/11/07

公開セミナーでは事前アンケートを実施したり

セミナー中もご質問にできるだけお答えしながら進めております。

「えっ、ちょっと待ってください。先生って接遇の先生ですよね。

そんなことまで答えらるんですか」

これは公開セミナー中の受講生さんの言葉。

その時、他の受講生さんから出たご質問が

発注や在庫管理について。

そうですね。

確かに接遇とは違うように思うのですが

例えば

愛想が悪いスタッフがいる

所作が乱暴なスタッフがいる

言葉使いが悪いスタッフがいる

といったような問題があれば「笑顔」「言葉使い」「所作」

を訓練するのも大事ですが

それだけでは解決しないのがほとんどですよね。

いくら注意しても改善できず

指導者が疲れ果ててしまい対象者を問題児扱いし始めます。

やがて

問題児扱いされたスタッフはやめていく羽目になってしまいます。

もしかしたら

備品の置き場所に問題があり所作が乱暴なのかも

シフトがきつくて無愛想なのかも

まわりの雑音が大きすぎて言葉が乱暴なのかも

訓練では「悪い芽」を摘むことはできても

本当の原因を改善しない限り問題の根っこはそのまま

また悪い芽が出てきてしまいます。

あるコールセンターでは姿勢の悪さを

インカム(ヘッドホン)を変えるだけで改善できたこともあります。

発注のコツを体得し、定数管理ができると患者様にも

ゆとりのある親切な応対ができるようになりますね。

コーヒー雑誌

 

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