接遇塾blog

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老舗うなぎ屋さん

2022/12/19

昼食を百貨店レストランで取ることにした。

老舗うなぎ屋さんだ。

うな重オンリーより、刺身などが付いた定食を注文する。

「うちのお刺身、すごくおいしいですよ」

着物を着た高級感溢れる店員さん破顔一笑でこのセリフ。

「え、うなぎ屋さんなのに」

「そうなんです。お寿司屋さんよりおいしいと評判です」

食事が運ばれ舌鼓を打つ。

本当においしい!

「おいしいでしょう!」

先ほどの店員さん再び登場。

「私も食べたいんです」

と笑いを誘う。

何とも気さくな店員さんだ。

もちろん、私たち以外にも

ご年配の方には上着を着るのを手伝い出口まで手を引く。

お得意様には年末のご挨拶をする。

ああ、この店に来てよかった。

 

昭和スタイル

2022/12/18

マーケティングでも昭和ブームがあるらしい。

看板やコールセンターが活躍しているとのこと。

置いてけぼりになっているわけではない。

がっちり儲けているとのことだ。

確かにnetばかり広告を出しても費用対効果を考えると

ただただ、ざるに水を流しているともいえる。

しかも、net広告などリコメンドで追いかけられると

スマホやPCを開くたび表れる広告に不快感さえ覚える。

「絶対にここだけは利用しない!」とまで思える。

便利になればなるほど

手作り感のあるものに惹かれるのか。

人間とはわがままなものだ。

いや

手作りがよいといった安易なものでもない。

人間味が感じられるものとも少し違う気がする。

少なくなったが故の希少価値。

時間の流れが速すぎる疲労感を無意識で感じていて

ふと立ち止まるような感覚。

「ああ、あんなのが昔あったな。こういうのもいいな~」

そこに価値を感じているのかもしれない。

もちろん勝手な自論なので反論はご容赦願いたい。

 

快適さと年会費

2022/12/17

飛行機会社の会員になるのを検討中だ。

これまで「勿体ない」「今のままで十分だ」と

案内が送られてきてもスルーしていた。

しかし

昨今の混雑を考えると年会費を払ってでも「快適さ」が欲しくなる。

飛行機会社の会員に限って言えば

「優越感」ではなく「快適さ」だ。

企業は当然のことながら

お金を多く払ってくれている人は「区別」する。

特別に愛想よくするわけではないが

わかりやすく「快適さ」で差を付ける。

正しいマーケティングだ。

お客様は皆、平等ではない。

「平等」にすると「不平等」になる。

お金を多く払ってくれた人だけの専用検査場からどうぞ

お荷物は勿論先に出しますよ

出発までお食事でもどうぞ

といった具合にわかりやすく区別する。

う~ん

そろそろ

飛行機会社の策略にのってみようか。

 

帰り際の一言

2022/12/16

宮崎空港、飛行機の遅れとのことで

時間つぶしにショップを見て歩く。

とあるショップの前で立ち止まる。

店員さんは背中を向けおしゃべりに夢中。

しばらく立って待つがビニール幕も手伝ってか気配を感じる様子はない。

他を眺めてもう一度チャレンジ。

物好きとわが身を笑うが

他の店で買うものもないから仕方がない。

今度は反応があった。

愛想のあまりない店員さんだが手際は良い。

会計が終わり帰ろうとすると

「お気をつけて行ってらっしゃい」

背中の声をかけてくれた。

やはり帰り際の一言はあらゆるマイナスを覆す。

 

使い慣れたもの

2022/12/15

毎年、この時期が手帳の変え時になる。

最近の手帳は翌年の3月くらいまでは記載できるが

新旧同じことを書くのは2度手間だと思いながら

大体、この時期まで頑張る。

来年の2月まで予定が入ってきているので

このあたりで潔く入れ替える。

今年は英国製の金ぴか手帳を初めて使った。

やはり使いづらかった。

一年間使いづらさと闘いながら過ごした。

使いづらいので書くことも最小になる。

おかげで1年使っても金ぴかのままだ。

使い慣れたものは買えない方が良い。

職場の備品も同じだ。

効率が少々悪くてもやり慣れないことをするとミスの元になる。

ゴミ箱の位置などもしかり。

ほんの少し変えるだけで「しまった」と思う事態となる。

大掃除の時期

気分を変えようと置き場所を変えるときもご用心。

無意識的有能は最強である。

 

サービス、数位は積み上げるもの

2022/12/14

思えば全て仕事中心に考えていた。

会社員時代の話だ。

食事に行っても旅行に行っても仕事目線でサービスについて考えていた。

友人との話も仕事中心だった。

今思えば付き合わされた友人もたまったものではない。

旅行に来てまでサービスがどうのとか

ディスプレイがどうのといった話に付き合わされていた。

本屋に行けば「サービス」というタイトルの本は全て買っていた。

本で得た知識を総動員して

「お客様のためにやっていれば数字は後から付いてくる」

当時はそう思っていた。

しかし

正解は違う。

「数字は後からは付いてこない」

これが真実だ。

かといって追い求めるものでもない気がする。

「積み上げるもの」

この表現が一番近いかもしれない。

だからこそ

接遇塾のセミナーでは

「小さな感動を積み重ねる」が軸になっている。

 

サービスの変化

2022/12/13

どこも簡素化されて数年前と比べると驚きの変化だ。

この間、出張で宿泊したホテル。

チェックイン、チェックアウト非接触型タッチパネル。

フロントスタッフは3人並んでいるが

機械の使い方がわからない人に説明するだけ。

ほぼ無言のまま部屋に到着する。

その分、部屋のサービスは行き届いている。

ペットボトルのお水は勿論、チョコレート、マッサージチェア

蒸気のアイロン、蒸気のアイマスク

足に貼るシートまである。

機械なのでフロントで不快になることはない

その分、このように部屋のサービスに回してくれると

なぜか得した気分になる。

次回もここに泊まろうと思う要素は

このように変化しているのだと改めて実感した。

 

探し物と仕分け

2022/12/12

明日からの出張にストールを探す。

飛行機での出張には欠かせないものだ。

しかし見当たらない。

こういった探し物をしている時間が

1年間で150時間というデータもある。

できるだけ定位置管理を心がけてはいるが

「仕分け」の段階で間違ってしまうようだ。

「冬物」と「小物」これだけでも入れる場所が違ってくる。

結局2か所を探す羽目になる。

片づけの鉄則は物に住所を付けることだが

仕分けは個人の感性による場合が多い。

スーパーだって置き場所が異なる。

普通、てんぷら粉の横は油でしょ!と思ってもそうはいかない。

そうか

次回から仕分けを記録しておけばいいのか!

と、うまくいくか行かないかわからない解決案を見つけた。

取りあえず明日からの出張は別のストールを持っていくこととする。

 

長いネーミング

2022/12/11

高級チョコレート店にプレゼントを買いに行く。

あらかじめ購入品はnetで決めていた。

現品を確認すべくショーケースを除く。

ショーケース越しに注文をするのは

やや、面倒だ。

「クリスマス ファクトリー ベアコレクション」

こんな長いネーミングを

ショーケースの向こうの店員さんに告げなければならない。

「すみません、この・・・」

「はい、クマちゃんですね」

なんと店員さんは「クマちゃん」の一言で済ませてくれた。

勘の良い店員さんだ。

長いネーミングを面倒そうに感じているのがわかったのだろう。

その後も

「この9個入りを1つと、20個入りを2つ・・・」

おしゃれな長い商品名を発することなく注文完了。

なかなか、気分良く買い物をすることが出来た。

実は、他の店で買おうと思っていた分まで

この店で済ませてしまった。

「クマちゃん」の一言で財布の紐が緩んでしまったのである。

 

中華まんの被害

2022/12/10

新幹線の駅というと駅弁だ。

出張の楽しみでもある。

暖かいものが食べたくなり肉まんを買った。

レジ袋も省略されるご時世なのに

袋だけでなくきれいな箱に入れてくれた。

暖かいうちにと席に着くとすぐに箱を開けた。

ら、ら、ら(嬉しいから発した言葉ではない)

中華まんから餡の肉汁が零れ落ちている。

箱を通り越し袋の中まで。

食べようとすると手はべっとり。

味わう間もなく口に入れるしかない。

コンビニやレストランでもらったおしぼりが5枚ほどバッグに入っていたので助かった。

備えていても憂いは残るが

スーツへの被害は免れた。

「商品と代金を引き替えたら終わりではなく

美味しく食べていただくまでが売る側の責任だ」

かつて上司に言われた言葉が浮かんできた。

 

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