接遇塾blog

接遇塾BLOG

表示件数:

ミュースカイの贈り物

2025/03/15

一か月の内、2回ほど中部国際空港を利用する。

出張先の駅から空港まではミュースカイに乗る。

短い時間でも読書をして過ごすので

車窓の景色を眺めることは少ない。

空港が近づき車掌さんのアナウンスが聞こえてきた。

「これからの旅が皆様にとりまして素晴らしいものとなりますように」

乗客の内、何名かは間違いなく旅行客だ。

私は仕事を終え自宅に帰る身だが

なぜか気分がウキウキしてくる。

自分もこれから異国に旅立つような気分になってくる。

車窓に繰り広げられている景色に目をやる。

やっと視聴者を得た景色は

緩やかさを増しながら後ろに流れていく。

まるで「行ってらっしゃい」と手を振っているようだ。

全て車掌さんのアナウンスがきっかけだ。

言うべきか、言わざるべきか

迷った際には

それがお客様のためになる、喜んでもらえると思ったら

心にブレーキをかけることなく

言葉にする方が良い。

それがサービスという贈り物になる。

 

最高のチョコ

2025/02/25

研修で毎月お伺いしている企業様で

またまた素晴らしい感動をいただいた。

バレンタインのチョコ

甘いもの好きの私にとってはこの上ないプレゼントだ。

しかも

マネージャのお嬢様の手作りチョコまで!

プレゼントを考えてくれた時間

チョコを手作りしてくれた時間

「ありがとう」だけでは表せない「ありがとう」を手にして

どうやってお返しをしていくかを考える。

本気で考える。

チョコ

 

気配りの美少女

2025/02/08

中部国際空港から鹿児島に向かう。

新幹線でも飛行機でも移動は必ず読書をして過ごす。

夕方のフライトなので上空まで機内は暗くなる。

読書灯が必要だが機体によっては手が届かない。

読み始めた本を膝に置き読書灯の位置を確認する。

読書灯までの距離-私の腕の長さ=かなり余る

中腰になれば問題なく届くが

体はベルトによって機体に結わえられている。

仕方なく本を閉じて瞑想を決め込んだ。

すると

私の右腕をノックする者がいる。

目を向けると窓側に座ったお嬢さんが

「読書灯、つけましょうか」

私の動作を見て気を利かせてくれたのだ。

20代くらいの

~坂とか、何とか48にいそうな美しいお嬢さんだ。

こんな私の所作など見て見ぬ振りもできたのに

親切に声がけしてくれたのだ。

いつもより明るく感じる読書灯に

まだまだ日本も捨たものではないと確信した。

 

観音様に見えた

2025/01/27

名古屋の企業様に向かう。

前回とは別の企業様だが今月2度目の名古屋へのフライト。

左手のギブスはなかなか取れず

手荷物を預けるのも一苦労だ。

「5Dの座席をご予約いただいておりますが変更はございませんか」

スタッフの声がけに

「お隣は空いていますか」

わがままと思いつつ聞いてみた。

ギブスをつけているとお行儀よくできず

お隣にも迷惑をかける可能性がある。

「今のところお隣は空いておりますので

このまま、どなたもいらっしゃらなようにブロックいたします」

それだけでも「神対応」なのに

「お怪我早く治りますように」

後光のさす笑顔で声をかけてくれた。

そして

「お気をつけて」

更なる笑顔と言葉で見送ってくれた。

それは、まがいもない観音様の姿だった。

 

忘れ物がくれた縁

2025/01/16

先日は名古屋のクリニック様の研修だった。

朝早くからの研修なので前日に名古屋入りする。

家人に車で空港まで送ってもらった。

空港ビルに入った途端、寒さにウっとなる。

なんと、コートを忘れてきてしまったのだ。

もはや家に戻る時間はなく名古屋駅周辺で買うことにした。

名鉄百貨店に直行

お客様が視野に入ると店員さんは奥に入っていく

百貨店特有の接客スタイルだ。

加えて閉店前なので何かと作業にいそしんでいる。

百貨店の接客はこうしたものだとわかっているが

もう少し積極的になっても良いのではとコートを物色する。

「良かったら羽織ってみてください」

百貨店らしくない店員さんの明るい声が聞こえた。

この声を聞いた瞬間

「ここで買おう」と決めた。

どんなコートがどれだけの価格であるのかもわからないのに。

ショップの名前を見る。

聞いたことのあるブランドだ。

値段とかデザインではなく、この人から買いたいと思った。

予想にたがわず感じの良い店員さんで

コートを忘れて出張に来てしまったことまで話した。

「それは大変ですね。でもそのおかげでこうしてお客様とご縁が出来ました」

こういう言葉が即座に出てくる。

良い店員さんだ。

思わぬ出費だったが

忘れ物は「良いご縁」を招いてくれた。

 

目が良い人

2025/01/12

『目が良い人』

視力が良い人のことではない。

サービスが良くできる気が利く人のことだ。

先日、ドラッグストアに行った。

店内で目的の商品を探していた私は

先にレジに並んでいた家人に

「やっぱりなかった」と告げた。

サクサクとレジ打ちをしていた店員さん

「何がなかったのですか」

普通なら簡単にスルーする私の言葉に反応し声をかけてくれた。

「涙目に利く目薬です」

すぐにマイクで薬剤師さんを呼んでくれた。

結果、1500円ほどの目薬を購入した。

この売り上げは

紛れもなくレジの店員さんの功績だ。

作業をしながらもお客様の動向に注意している。

『目が良い人だ』。

言い換えれば気が利く人だ。

過剰に丁寧な日本流サービスより

目が良い人を育てる方が業績は向上する。

 

明けましておめでとうございます。

2025/01/05

明けましておめでとうございます。

昨年はおかげさまで多くの企業様で研修を実施させていただき

多くの皆様とご縁をつなぐことができました。

本当にありがとうございました。



さて

年末に手首を骨折してしまった。

頭を使わないと動けない。

顔を洗うのも一苦労、

歯磨き粉を出すのも工夫が必要

脳トレの連続である。

今月も企業様テキストが10種必要だ。

パソコンのキーボードを片手打ち

いつもより時間がかかるため

いつもより早めに取り掛かる。

今年の目標は「仕事をためない」と決めていた。

骨折しなければ取り掛かりは先の予定だった。

目標達成のため

必要な骨折だったのかもしれない。



本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

今やる人手不足対策

2024/06/13

仕事で瀬戸大橋を渡る。

1か月もたたないうちに2度も渡るようになるとは

四国出身とはいえ想像だにしなかった。

話は変わるが

最近の企業様は本気で悩んでいる。

人手不足だ。

募集はしているが応募がない。

せっかく入っても続かない。

状況はそれぞれ。

まずは仕事の棚卸をすることを提案する。

そして、作業分解を細かい部分までやってみる。

次にそれにかかる時間を標準スピードで算出する。

以外と、今やっている作業に時間がかからないことが見えてくる。

これはかつて私が会社員時代にやっていた手法だ。

勿論、世に出ている名著で勉強しブラッシュアップはしている。

会社員時代、「人がいない、人がいない」と悩んでいたとき

この方法で作業を見直したら

あら、不思議!

全ての作業は午前中で終わる計算になる。

終わらないのはやり方が悪い

もしくは標準スピードでできていないなど

募集は継続しながら

今、やっておかなければいけない課題も見えてくる。

 

良い一日の始まり

2024/05/13

ありがたいことに4月よりほぼ休み無しでご依頼をいただいている。

5日間の九州出張を終え宮崎空港で飛行機を待つ。

出発便まで1時間以上ある。

久しぶりに記事を書くに至った。

今朝がたホテル近くのスタバに行った。

ドリンクを購入し支払いをする際

「雨が降ってきましたね。今朝がたは止んでいたのに」

愛らしい笑顔で店員さんが言葉をかけてくれた。

商品に値打ちを添える一言だ。

仕事とはただ商品を渡し金銭をもらうことではない。

どれだけ値打ちが添えられるかだ。

彼女は恐らく私以外にも声をかけるだろう。

どれだけの人を笑顔にしているのだろう。

彼女の入れてくれたコーヒーを飲みながら

良い一日の始まりをゆっくりと味わった。

 

継続のポイント

2024/03/24

継続することが目標ならポイントは

「毎日必ずやる」と決めることだ。

「2日おき」「1週間に1回」などと決めると続かない。

此のブログ更新も「毎日書く」と決めた年は

どんなに忙しくても、夜遅くなっても

早朝出発でも書き続けた。

だが、「かけるときに書く」と決めた今年は

この体たらくだ。

そう言えば「1日おき」と書かれた薬も

しょっちゅう飲み忘れる。

「毎日やる」

これが継続する一番のポイントだと改めて知る。

・・・が、3月下旬~4月いっぱいはほぼ休みがない状態。

やはり

ブログゆる~く更新することにしよう。

富士山空
写真は空から見た富士山

 

現在のページ:HOME接遇塾blog


各種セミナーは東京・大阪・名古屋をはじめ全国で開催可能です。