やさしいサービス
2024/03/01
昨日までの4日間は九州での企業様研修だった。
最終日は朝から雨模様。
サービスを提供する絶好の天気だ。
傘を持っていないお客様を見かけると傘を持って走る
駐車場まで傘をさしかけて見送る
タオルを差し出す
手のすいたスタッフかわるがわる任務を負う。
猫が配膳したり
セルフで注文
セルフで会計
今や、IT無くして営業はできないほどだ。
そうやってひねり出した時間の正しい使い方は
人的なサービスに回すことだ。
宮崎の小さな町、人口が少ないだけでなく
そのほとんどを高齢者が占める街。
雨の中、走り回るやさしいスタッフの姿に
大きな数字を生む兆しが見えてくる。
出発の日の富士山

素振りを読む
2024/02/20
先々週の土曜日は70名余の方とつなぎZOOm研修だった。
対面さながら熱心に受講して下さり
感謝、感謝の2時間だった。
おひとりおひとりの表情が読めず
適切なフィードバックができたのか気になることしきり。
その後
担当者の方から身に余るお言葉をいただき胸をなでおろす。
表情や素振りを読むといえば
その翌々日、飛行機に乗った際
隣に若い男性が乗ってきた。
とたん、うっ、、、臭い、、、にんにくの強烈な匂いが鼻を衝く。
思わずマスクの隙間をふさいだ。
その素振りを感じたのか
彼は
飴を口に放り込み急いでマスクを着用した。
「えらい!!」
心の中でつぶやく。
条件反射とはいえ、わかりやすく失礼な素振りをしてしまったことを
「ごめんなさい」
再び心の中でつぶやく。

人を育てる研修
2024/02/16
先日は大阪での企業様研修。
いくつかの分院の役職者様が集まり「人を育てる」に絞って実施。
今回で4度目のご依頼だ。
人手不足がどこの業界でも問題になっている。
募集をしてもなかなか増えない。
加えて
離職率を下げることは簡単ではない。
だからこそ企業はこぞって
難しく新しい手法を試そうとする。
しかし
答えは意外とシンプルかもしれない。
研修冒頭では
取り組みが次々発表される。
具体性がある。
人間力が見えてくる。
人が人に関心を持っているのが感じられる。
難しい横文字の手法等必要ない。
「どうした?」
「どうなってる?」
「大丈夫?」
こんな普段着の言葉で離職は防げる。
本日の富士山

本の読み方
2024/02/02
私の読書ルーティンは
読んでいて気になる箇所に付箋を付ける。
読後、再び付箋の箇所を読み返す。
重要だと思えばノートに書き写す。
最近、そのルーティンが変わってきた。
どうも素直に読めなくなってきた。
書いてあることに疑問を抱くことが多くなった。
「そんなこと現場ではムリです」
「それは本当に大事なことかな」
「それで人は育つのでしょうか」
頭に沸いた疑問を解決すべく考える。
自身の経験と、現在の状況と
まさに、頭を抱え髪を振り乱し考える。
(多少の誇張はお許し願う)
結果、本の通りでなく
自分の信じる通りにノートに記入する。
【本にはこう書いてあるが、私はこう思う】というやり方だ。
作者には大変失礼だと思うが
聞こえてはいないから、良しとしよう。

成長する人は、すぐに動く人
2024/01/30
都内で2件、研修を実施したあと
極寒の鹿児島に向かった。
鹿児島で極寒?
私が着いた前日はマイナス4度だったそうだ。
今だけでも【極寒の鹿児島】が正しい表現と言える。
それでも、4日間の研修を終えるころは幾分暖かさが戻った。
今回の研修も皆様の意欲に感動しっぱなしだ。
特に、最終日
こちらは外国の方も主力で働いている。
とにかく、早い。
頭で考えながら体が動く。
あっという間に成果物が出来上がる。
考えながら動かないタイプの人もいると思うが
例え失敗をしても
すぐに動く人は成長が速い。
やってみてダメならやり直せばよい。
ダメな方法が一つ分かっただけでも
動かないタイプの人より先へ進んでいる。

研修組み立て方法
2024/01/21
先日は2月に実施する研修のZOOm打ち合わせ。
受講して下さる社員の方々のアンケートをもとに
内容を決めていく。
以前は、新しいものを、新しいものをと
内容は常にアップデートしていた。
最近は「繰り返し」が重要だと思うようになった。
一度やった内容でも定着していなければ
先に進んでも効果はない。
もちろん、すべてを繰り返すわけではない。
重要な部分、
割合で言うと2割くらいか。
残り8割は
若いスタッフの方々の意見を伺いながら
出来る限りご要望にお応えするべく頭をひねる。
既にノートには構想を書き込んだ。
しばし寝かさせて熟成させる。
こうやって
研修は全てカスタマイズするのが私のやり方だ。

「育てる」研修
2024/01/17
先日は都内クリニック様の役職者様研修。
いくつかある分院の役職の方々が集まってくださった。
こういった集合研修の利点は
参加者様の化学反応だ。
取り組み発表やグループワークで
じわじわと化学反応が起こっていく。
短期間でスタッフが入職、退職を繰り返す時代。
加えて
人口は減少し続ける。
スタッフを「育てる」ということが急務の課題だ。
前回研修の内容をしっかりと実行してくださっていた。
育てる手法はいくつかある。
「私は○○をやりました」
「私は△△から取り組みました」
それぞれが自院に合った手法を取り入れてくれていた。
優先順位を決める
一度に教えすぎない
数字を入れる
誉める
手引書の作成
指導の際の言葉
などなど。
ロープレやワークを使ってお伝えした内容だ。
今回は更に手法と心構えをお伝えする。
次回の取り組み発表が今から楽しみだ。

ノリの良さは業績の良さ
2024/01/16
姫路での仕事からわずか2日後
今度は愛知の企業様へ。
明るいし元気、よく笑う
企業が健全である証拠だ。
私は常々
「ノリの良い従業員さんが多い会社は良く伸びる」と思っている。
業績が伸びているとのこと。
やはり、私の物差しは間違っていなかった。
ロープレを繰り返すとアドリブが出てくる。
しかも効果的なアドリブだ。
自走できる兆しが見えてきた。
こちらの企業様、これから本格的な繁忙期に入る。
研修はお休みになるケースも多い。
しかし
「間が空くとダメなので繁忙期でもやります」とのこと。
こういった面でもノリの良さが発揮される。
本日の富士山

工夫と改善
2024/01/10
研修はじめは姫路の企業様。
参加者の皆様は、ほぼほぼ新人さん。
悩んだり、迷ったりもあるかと思うが
しっかり歩を止めずに進んでいる。
感心したのは「工夫」だ。
既成のものを使うのではなく
こういうのがあったらお客様が分かり易いのではと考え
自分なりに工夫して作成している。
その行動力、実行力に「素晴らしい」と声をかけた。
仕事は「不便」であっても時と共に慣れてくるものだ。
そうなると工夫することも無くなり数年が過ぎていく。
慣れる前に改善することが大事だ。
「必要は発明の母」というが
不便と思ったときが工夫するチャンスだ。
お客様のためにと思い改善したものは
必ず役に立つ。
但し、完成形と思ってはいけない。
そこからも「工夫」と「改善」を繰り返すことが大事だ。
「新しく付け足すところが見つかりました。
この後、改善します」
研修後、
こんな逞しい言葉を発してくれた。
今後が楽しみだ。
本日の富士山

明けましておめでとうございます
2024/01/04
新年早々災害・事故と痛ましい出来事が続いている。
このような年明けは記憶がない。
一日も早い復興と少しでも心の平安が戻ることを願う。
今年は自宅での仕事の時間を「朝飯前」に絞ることにした。
(もちろん、それだけでは終わらない場合もあるが)
昨日は「朝飯前」にテキストを2種作成した。
朝食前は頭が冴える。
外は暗いし寒いし・・・寝ていたいのが本音だが
起きてみるとこれが中々、快適だ。
寒いから暖かいお茶やおしゃれに白湯などと行きたいところだが
胃袋に何も入れないのがコツだ。
脳みそが一極集中して頑張ってくれる。
1月中旬までに3社の企業様研修のご依頼だ。
月末までには更に4種のテキストが必要だ。
企業様の課題に向き合いながら
少しでも働く人が「やりがい」を感じていただける職場を目指し
今年もひたすら企業様の数字を好転させていく。

