ピカソ展
2022/11/09
ピカソ展と国宝展に行ってきた。
ピカソ展の方は驚くことに写真撮影OKが多かった。
以前、大阪に住んでいた頃もピカソ展は行ったことがある。
その際、写真撮影は
当たり前のようにNGだったように記憶している。
なぜに写真OKになったのかは謎であるが
注意事項が減るのは良い傾向だ。
お客様も注意されて嫌な気持ちにならずに済むし
何よりスタッフさんが助かる。
スタッフさんにとってはお客様を注意するのは難儀なことだ。
素直に聞いてくれると問題ないが
中には怒り出す人もいる。
現場にとっては根深い問題だ。
接遇塾の研修では
「言いづらいことの伝え方」を必ず取り入れている。
とっさの時にも思い出していただけるよう
方程式なるものを作りお伝えをしている。
「現場ですぐに使えます」と言って好評だ。
12月5日のセミナーでもご紹介する予定なので
ご興味のある方は是非どうぞ。
セルフレジ
2022/11/08
「最近は何もかもセルフになって混乱しますね」
「ついて行くのが大変ですよね」
タクシーの運転手さんとこんな話になった。
そこで、日ごろから困っているセルフレジの話になった。
買い物かごに入れるのは固いもの、大きいものが下
柔らかいもの、卵などの壊れやすいのは上に入れる。
当然、上からバーコードを通すので
袋に入れる時には逆になる。
商品を無事に持ち帰るため
袋の中でゴゾゴゾと入れ替える。
これがピーク時に行列を作る原因にもなる。
運転手さんとは話が大いに盛り上がったが解決には至らなかった。
もちろん、セルフレジのメーカーもスーパーも考えているはずだが
改善が見えてこない。
バーコードに通したものは袋ではなく
精算済みのかごに入れる。
袋詰めは別の台でやってもらう。
ユニクロのようにカゴごと一斉に生産できるレジを開発する。
バーコードを通したものを置くスペースを広くする。
勝手に私がそんなことを考えてもどうにもならないので
頭を使うことにする。
精算時を考えて商品を縦に入れておくなど
順番を考えてかごに入れることにしよう。
頭を使ってもこの程度の解決策しか浮かばないのが情けない。
ダブルチェック
2022/11/07
飛行機の時間には余裕を持って出発した。
しかし
路上で渋滞にはまった。
どうも事故渋滞のようだ。
腕時計を見ると、ここを通過する予定の時間まで30分もある。
何とかなるだろう。
念のためスマホで時間の確認をする。
え=======!!
腕時計が30分遅れていたのだ。
やはりダブルチェックはいかなる場合でも大切だ。
重要な事柄は声出しチェック
指さしチェックも欠かせない。
時間がないときこそ時間をかけてチェックが大事だ。
ちなみに
車中で軽くパニックにはなったが
飛行機には間に合った。
タクシーの運転手さんいわく
「あと20分余裕がありましたね」
アルバイトさんの指導
2022/11/06
年末ともなるとアルバイトさんが多くなる。
指導に忙しくなる時期でもある。
普段のようにワンステップごと教える暇はない。
医業のプリセプターのようにマンツーマンで指導するわけにもいかない。
そこで
掃除などいわゆる雑用ばかり教える人がいる。
雑用を教えても戦力にはならない。
最も忙しいポジション
最も繰り返し行われる作業から教えると良い。
若いアルバイトさんは覚えるのが早いのに加え
動きが俊敏だ。
少々雑でもそこそこできる若者が多い。
最近は現場でiPadを使いこなさなければいけない。
ベテランのスタッフさんにすれば頭の痛いことだが
アルバイトさんはこれも難なく使いこなす。
初めて触れるレジだって恐くない。
あらゆる機器は安全面さえしっかり教えれば
意外と使いこなしてしまう。
指導する側が
世代に合わせた教え方を工夫することが求められるようだ。
第一印象 大手の出版会社編
2022/11/05
第一印象は上書きができない。
会社員時代
折り込み広告の印刷会社を決めるため
大手の出版会社さんに相見積りを取った。
その時の担当者の方は終始不機嫌そうで
相見積の文字も書きなぐったような乱雑さだった。
当然、他の出版会社さんにお願いすることにした。
最近、その出版会社さんのCMをよく目にする。
CM自体は悪くない。
好感度を上げるための効果も期待できるかもしれない。
企業そのものは悪くはないのだろう。
しかし
どうにも数年前の第一印象がアンカーのごとく残っていて
何かを選ぶにつけ
その印刷会社さんの名前を目にすると買うのをやめる。
第一印象とはかくも見事に
数十年にわたり売り上げを下げる誘因になる。
そう
その時に逃した金額が問題なのではなく
それをきっかけに2度と利用しない人間を作ることがダメージなのである。
とはいえ
私一人が利用しなくても
かの大会社は痛くもかゆくもないだろう。
しかし
地域に根差した会社や病院などはそうはいかない。
第一印象は後からどんなに頑張っても上書きはできないのである。
「まさか」の対処方法
2022/11/04
空港での手続きも非接触型が増えてきた。
羽田など良く使う空港では慣れたものだ。
素早く空いている自動チェックイン機を見つけた。
手間取っている家族連れを横目に颯爽と手続きを始めたはいいが
あれ?いつもと違う画面。
そう、文字が全て、え・い・ご。
ジャパニーズに変えるボタンがわからない。
錯乱しそうになったが
ジャパニーズだろうとイングリッシュだろうと
やることは同じ!続行することにした。
後ろに並んだ人の目を意識し、涼し気な顔で操作を続けた。
こんな時に限って「まさか」はやってくる。
予約時に座席指定をしていなかったのか
いつもと違う画面が現れる。
こんなパニック状態に陥りそうになったときは
「大丈夫!何とかなる!」と頭の中で唱えること。
「わからない!!!」と思うと脳はフリーズする。
ちなみに今回も何とかなった。
しかも乗る直前に選んだため
3列シートに一人だけの悠々快適の座席をチョイスすることが出来た。
ところで私の後ろに並んでいた男性は
イングリッシュの画面に立ったとき
どう思っただろうか。
「え?あのおばさん外国人?」
外国人離れしたおばさんの後ろ姿を見て
錯乱状態になったかもしれない。
せっかち
2022/11/03
自分のことほどわからないものだ
自分のことをせっかちだとは思っていなかった。
が、しかし
旅行に行った際、どうも後ろ姿の写真が多い。
同行者より先に先に歩いてしまうのだ。
歩いているところを正面から移された写真など皆無である。
せっかちを認めざるを得ない。
だからというわけではないが
行列が好きでない。
どうしても並ばないといけない時は素直に並ぶが
スタッフの手際が気になって仕方がない。
車の渋滞と同じで少しずつ進んでいればストレスは緩和される。
雑誌、TV、ビデオ、パフォーマンスなど
待たされている感がない工夫がされていると
これまたストレスは感じない。
パフォーマンスは難易度が高くて参考にならない。
もっと簡単な方法は
時間を知らせることだ。
「30分ほどお待ちいただきますがよろしいでしょうか」
途中経過お大事だ。
「後、5名様でお客様をご案内できます」
「次にご案内いたします」
これでストレスは随分緩和される。
プルメリアの香り
2022/11/02
私の海外旅行好きは20代で行ったハワイから始まった。
空気感、開放感、親近感
何もかもが新鮮だった。
以来、機会を見つけては海外に飛んだ。
その後
カナダやスペインを何度も懐かしいと思ったが
ハワイを懐かしいと思ったことは1度もなかった。
が、先日プルメリアの香水を嗅いだとたん
ハワイがたまらなく懐かしくよみがえった。
プルースト現象なるものだ。
匂いを嗅いだとたん
その匂いにまつわる思い出がよみがえるとされている。
それだけ匂いは人に強烈な印象を与える。
香水や整髪料のみならず
これからハンドクリームを頻繁に付けるようになる。
くれぐれも香りには気を付けなければいけない。
研修生
2022/11/01
年末ともなると各店舗で「研修生」が増えてくる
殆どの店舗でお客様を練習台にしているところが多いが
持ち帰りのトンカツやさんは違っていた。
夕方のピーク時研修生が一人いるとオペレーションが渋滞する。
サポートの先輩が一人付いているが
サポートどころではなくなってくる。
そこへ30代くらいの女性が颯爽と登場した。
鮮やかにお客様の注文を聞き
素早く商品を取りそろえ
パックに詰めていく。
あっという間に列が解消された。
落ち着いたところで
研修生にバトンタッチ。
後方へ退き、研修生から目を離すことなく
優しい表情で見守っていた。
新人のころから忙しすぎると辞めたくなる人が多い。
そう思うことがないようサポートすることも指導者の務めだ。
恐らくこの研修生は大丈夫だろうと
他人事ながら安心できる光景だった。
させていただく
2022/10/31
テレビでも言葉の誤用が頻繁に使われている。
今朝もタレントの方が
「~させていただく」を多用していた。
謙虚な言い方の表現と勘違いしているのだろう。
これだけ世の中「させていただく」が氾濫すると
誤用だとわかっていても自分もつい使ってしまう。
使わなければ謙虚さが足りないような気さえしてくる。
いや、それ以上にきつい言い方にさえ思えてくる。
かといって「させていただく」の誤用、多用はいただけない。
「~いたします」に置き換えれば問題ない。
どうしても敬意が足りない気がすれば
話終わりだけ「させていただきます」を残せば良い。
印象が最も強く残るのは最後の部分だ。
「資料を確認させていただき、社内で検討させていただきます。
後日お返事させていただきます」
「資料を確認し、社内で検討いたします。
後日お返事させていただきます」