黒岩智恵子の接遇セミナー ユーモア
2013/09/24
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
接客サービスにおいてユーモアはとても大切だと思います。
とはいえ、人を笑わせるのは泣かせるよりも難しいです。
友人と小料理屋さんへ行ったときのこと。
「○○と●●と・・、それと春巻きをお願いします」
私たちのオーダーに、店員さんは「はい、はい」と相槌を打ちながら聞いてくれました。
そして、一旦厨房へオーダーを伝えに行かれましたが、
少しして戻ってきました。
「お客様、申し訳ございません。春巻きはやっておりません。」
「えっ?そうでしたっけ?」
もう一度メニューを見ようとした私たちに
「私も、あれっ?うちは春巻きやってなかったはず・・と思ったのですが
知らないうちに始めているかもと思い確認してきました。」
人懐っこい笑顔で、ユーモアたっぷりに説明してくださいました。
「すみませ~ん。メニューを見間違いました」
思わず笑いに包まれた空間でした。
一気に「この店員さん、話しやすそう」に変わります。
型にはまったマニュアルよりも、人間味のある応対がリピーターをつくります。
黒岩智恵子の接遇セミナー 師匠
2013/09/23
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
立派な建造物を見るたびに職人さんはすごいなと思います。
未来何百年、何千年と残るものを作ることに携われるのは羨ましいですね。
そんな職人さんの技は、師匠から教わったもの。
手取り足取り教えられたものもあれば、盗んで覚えたものもあるでしょうね。
私たちの接客サービス、接遇も同じです。
上手だなと思う人がきっと周りにいらっしゃいます。
よ~く観察してみてください。
そして真似をしてみてください。
どんなふうに話しかけているのか。言葉をそっくり真似てみる。
上手くいかなかったら、今度はどんな立ち位置で話しかけているのか観察してください。
また真似てみてください。
上手く出来なかったら、今度は表情を観察してみてください。
また真似てみてください。
そんなふうに、まずは上手な人の技を盗むことです。
偉大な「師匠」は私たちの周りに必ずいます。
「う~ん!それでももっと勉強したい」と思われたら
ぜひ、接遇塾セミナーにいらしてくださいね。(#^.^#)
黒岩智恵子の接遇セミナー はたらく
2013/09/22
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
先日行ったスポーツの施設でもう一つ気づいた光景があります。
観客の間を、係りの方がゴミを集めていらっしゃいました。
手にはゴミ袋を3つ持っています。
分別しながら収集しているようです。
「ゴミはありませんか」
観戦の邪魔にならないように膝を折って声をかけていらっしゃいます。
試合が盛り上がると待機し、また笑顔で声をかけています。
みるみる内にその方のゴミ袋はいっぱいになりました。
その施設には、同じお仕事をされている方がたくさんいらっしゃいます。
他の方は・・・というと立ったままおしゃべりしている方もいます。
袋を持ったまま、あちらこちらスピーディに動いている方もいます。
スピーディ過ぎて誰も声をかけることができません。
皆さん、ゴミ袋は空っぽです。
手に持ったゴミ袋は、そのまま明日も使えるくらいきれいです。
人ごみを縫うように多くのゴミを収集しているその方は、
多くの「ありがとう」も集めていらっしゃいます。
「はたらく」ことを自ら楽しくされている光景を拝見した気がしました。
黒岩智恵子の接遇セミナー 万国共通
2013/09/21
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
先日ある大きな施設に行ってきました。
外国の方も大勢集まる場所です。
途中で席を外し、お手洗いに行こうと出口に向かいました。
出口は階段を下りた先にありました。
私より先に歩いていた外国の方が出口を出られるとき後ろを振り返りました。
そして、ドアを抑えて待っていてくださったのです。
私は、まだ階段の途中でしたので普通ならパタンと閉められそうな距離です。
その外国の方は、ご自分が出たあとドアを閉める前に後ろを振り返ってくれたのですね。
そこで、出口に向かい階段を下りてきている私を見つけ待っていてくれたのです。
出口を出るとき、後ろを振り向き配慮をする。
こんな余裕が嬉しいですね。こんな習慣を身につけたいですね。
さて、ここまで読んでくださった皆様は「外国の方」をどんなふうに想像されましたか。
その方は、20歳代の笑顔の素敵な女性でした。
笑顔は世界で通じるパスポート!親切は万国共通ですね。
黒岩智恵子の接遇セミナー さわやかさが売りです
2013/09/20
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
こんなパン屋さんがいたらいいなと想像してみてください。
1週間に1度家の近くまで移動販売に来てくれる。
可愛い車には焼き立てパンがたくさん積まれている。
売っているのは、さわやかでちょっとイケメンなお兄さん。
「こんにちは~」と声をかけてくれて
「今日は涼しいですね」と話しかけてくれる。
初めてで買い方がわからないのだなと思えば、すかさず、さりげなく
「こちらの袋にお好きなパンをお入れください」と言ってくれる。
通りがかりの人にも「こんにちは~」と声をかけ挨拶をかかさない。
いたのです!こんなパン屋さんが。
以前から、移動販売のマイクから聞こえる挨拶がさわやかなので気になっていました。
よしっ!見てみようと思い近くまで行ってみることにしました。
・・・で近くを通りかかったところで「こんにちは~」だったのです。
買う気はなかったのですが、つい・・・。
幸いなことに、ちゃんとお財布は持っていました。
さわやかさに負けて、パンの衝動買いです。540円也でした。
黒岩智恵子の接遇セミナー 奉仕
2013/09/19
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
先日見かけた光景です。
スポーツの施設内でのこと。
お仲間同士で卓球の練習をされていたのでしょうね。
4~5人のグループが集まっておしゃべりをしていました。
その脇でお一人の方が一生懸命使った後の卓球台を拭いていました。
おしゃべりの輪に加わることなく力を込めて磨いていました。
おそらく皆さんで使われたものだと思います。
お一人だけが力を込めてきれいに拭いていました。
その姿を見て、一緒に働いていた色んな方を思い出しました。
朝皆が出勤する前に来て休憩所、トイレを掃除してくれていた方。
休みの日に駐車場の草むしりをしてくれた方。
汚れて放置されたユニフォームをきれいに洗ってきてくれた方。
こんな方々に支えられ仕事ができていたことに感謝です。
「仕事も奉仕の精神でやっています」
その内の一人がよく言っていた言葉です。
お客様の中に多くのファンがいた方でした。
黒岩智恵子の接遇セミナー 配慮
2013/09/18
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
先日近くのスーパーに買い物に行きました。
リニューアルしたばかりで、見事に陳列がされています。
レジでは、新人さんを指導しながらお仕事されています。
フレッシュさと活気が伝わってきます。
ついついお買い物点数も増えてしまいそうですね。
会計をするためレジへ。
レジはベテランさんが担当してくださいました。
新人さんはサッカーです。商品を一生懸命袋詰めしてくれました。
そう、一生懸命一つの袋に詰めてくれたのです。
ベテランさんは、会計が終わるとすぐ指導に入ります。
しかし、「重いものを買われたら袋は分けてあげてね」の指導はありませんでした。
バーコードの通し方や、レジ操作の指導です。
このスーパーは駅近なので、歩いて来られる方ばかりです。
どうか、この後も続くであろう指導内容に
お客様への配慮も組み込まれていますように。
そう願いつつ、地球の引力と闘いながら帰路に着きました。
黒岩智恵子の接遇セミナー 言葉
2013/09/16
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
今日のテーマは「言葉」です。
少し理屈っぽくなりますがお付き合いください。
人間はすごいですね。特に若者はすごいです。
「言葉」を作り出してしまいます。
全く意味不明な言葉もあれば、意味はわかるけどどこかおかしいものもあります。
少し前に話題になった、いわゆる「バイト語」「ファミレス言葉」もそうですね。
「1万円からお預かりします」「よろしかったでしょうか」
といった言葉ですね。
人間のすごいところは、いきなりそう言われても理解できてしまうところです。
文法としてはおかしいでしょうと思っても理解はできますよね。
じゃあ、なぜ接遇においては矯正されなければいけないのでしょうか。
そんなに乱暴な言葉でもなく、意味も通じているのに。
きっと、そこに教育が感じられないからでしょうね。
お代金を払う側からすると、しっかり教育されているところがいいと思うものです。
言葉は生き物ですから、これからもどんどん進化していくのでしょうね。
いつの日か「敬語」も時代劇の中だけの言葉になったりするのでしょうか。
黒岩智恵子の接遇セミナー 活気
2013/09/15
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
先日、友人と駅ビルの中を歩いていたときのこと。
ものすごく繁盛しているお寿司屋さんの前を通りかかりました。
数十人の行列です。
もちろん店には入りきれず、通路に用意した椅子も足りず立ったまま。
店員さんが外に出てきて来ています。
「テーブル席か、カウンターか・・・」なんて聞いているのでしょうね。
通路を歩いていく人たちも、あまりの繁盛ぶりに驚いてみています。
・・・で、気になったのはそのお店ではなくお隣の中華やさん。
空席が目立ち、店員さんも立ったまま。
入り口付近のレジ前に立った店員さんは、ぼーっと壁に貼った紙を見ています。
外に目を向けることも、意識を向けることもありません。
こうなると、店に入るのは勇気がいります。
愛想があまり良さそうではないな、味は大丈夫かな・・・。
想像はよくない方向へ向かいます。
結果、別のお店にしようとなってしまいます。
中華やさんを離れかけたところで、
「いらっしゃいませ」明るい声が後ろから聞こえました。
お隣のスペイン料理のお店の方です。
どこに入ろうか迷っていた私たちに声をかけてくれたのです。
さて、私たちはどこのお店に入ったでしょうか。
黒岩智恵子の接遇セミナー 波動
2013/09/14
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
毎朝6時30分になると近くの公園でラジオ体操が始まります。
こんなにも!というくらいたくさんの人たちが集まっています。
公園内、自由に好きな場所で体操を始めます。
ラジオから流れる音楽に合わせ同じ動作をするのは一体感があるのでしょうね。
最初は知らない同士でも、挨拶を交わすようになります。
私たちの職場で行われる
同じ動作、同じ言葉を唱和する、同じ制服をを着るなんていうことも
一体感を感じ、お互い信頼関係を築くために役立つことです。
いい波動を発することができますね。
「波動」と言えば、気合を入れるために手を叩くなんて人もいますね。
職場の人全員で、手を叩いたり、ハイタッチをしたりするのもいいですね。
一人だけ落ち込んでいたとしても、仲間の良い波動が伝わり元気になるかもしれません。
良い波動は、お客様を呼び寄せますよ。