黒岩ちえこの接遇セミナー ピカピカの靴
2014/02/01
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
飛行機の機内で何気なく通路に目を向けていました。
丁度ドリンクサービスの時間です。
目に入ったのは、ピカピカの靴です。
きちんと磨かれて、黒光りしています。
CAの方がはいている靴です。
やはり足元まで、きっちりと気を抜かずにお手入れしているのですね。
意外と気を抜きがちな足元ですが
結構、座っていると目に入るのですね。
お客様や、患者様など座っている方の前を通る機会が多い場合は
特に気を付けたいのが、この足元です。
足元に気配りができている人は
全てに気配りができている気がします。
このCAさんも、ピカピカなのは足元だけではなく
笑顔も、もちろんピカピカでした。
黒岩ちえこの接遇セミナー 3人寄れば
2014/01/30
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
3人のレジ担当の方がいらっしゃいました。
どうも仲が悪そうです。
一人は新人さんのようです。
分からないことがあり、隣のレジの人に聞いています。
隣のレジの人がマニュアル本を手に教え始めました。
それを見たもう一人の方、気に入らなかったのでしょうね。
それを制して自分が教え始めました。
せっかく教えていたのに、止められた方の人は
気持ちのコントロールができなかったのでしょうね。
その矛先は、新人さんに向きました。
「わからなかったら人に聞く前に自分で調べなきゃダメよ!」
黙ってうつむいた新人さん。
彼女は、指導してあげようという気持ちではなく
怒りたいから怒っているようでした。
このお店が掲げているコンセプトは「フレンドリー」です。
黒岩ちえこの接遇セミナー 新コーススタートしました
2014/01/29
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございました。
いよいよ、接遇セミナーの新コースがスタートしました。
受講してくださった方々は、皆さま温かなお日様のような方ばかりです。
笑顔が咲きほこる会場で、セミナーができたこと感謝、感謝です。
私の勝手な自論ですが、
笑いながら学んだことは、深く深く体得できます。
笑いながら柔らかくなった心と頭は学びを深く深く浸透させます。
新コースは、時間も長くなり18時までです。
西日が惜しむようにゆっくり会場の中の光と影を動かしていきます。
認定証をお渡しし、終了の時間です。
たくさんの笑顔と、身に余る温かな言葉を残してくださり
皆さま帰っていかれました。
それにしても、私のセミナーに来ていただく方は、過去のセミナー含め
なぜ、みなさんいい方ばかりなのでしょう。
いえいえ、来てくださるから言うのではなく・・・本当にそうなのです。
改めて、今までセミナーに来てくださった方、お一人お一人を
ありがたく思い起こす1日となりました。
黒岩ちえこの接遇セミナー 新しいことの始まり
2014/01/27
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「新しいことを始める時はいつだって勇気がいります」
マー君の奥様、里田まいさんの言葉です。
接遇塾でも、明日から新しいセミナーコースがスタートします。
緊張もするし、勇気もいりますね。
受講生の方お一人お一人に深く関わり、
多くのものを、持ち帰っていただきたい。
貴重なお時間を割いてきてくださる方々に「来てよかった」と思っていただきたい。
そのためには、私の数十年の現場での経験、そして習得したスキルを
思いっきり提供していきたい。
今日は、そのための準備の日です。
里田まいさんのブログは、こう続きます。
「乗り越えた先の景色を見たい」
どんな景色を、受講生の皆様と見ることができるかワクワクします。
黒岩ちえこの接遇セミナー 匂いについて考える
2014/01/26
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
歩いていると、ケーキ屋さんからいい匂いがしてきました。
アップルパイの焼ける匂いです。
お店のガラスには「週末はアップルパイを販売しています」の文字が。
丁度焼きあがる時間なのですね。
私たちの脳は、目や耳からの情報を「いる、いらない」で振り分けてくれています。
視野に入ったものを、全て「見た」と記憶に残してはいないです。
関心の無いことは、聞こえていても聞いていないです。
匂いだけは、駄目ですね。
興味がないからと思っても、ちゃんと全て感じてしまいます。
お客様の応対時には、気を付けないといけないですね。
お掃除した時のワックスの匂い
ユニフォームの柔軟剤の匂い
手荒れ予防のハンドクリームの匂い
色んな匂いが不快感を届けているかもしれません。
しかし、アップルパイの焼けるのはいい匂いです。
誘惑と闘いながら歩を進めたのでした。
黒岩ちえこの接遇セミナー 「間」が大切です
2014/01/25
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
お芝居を見てきました。
鹿鳴館や先日見学した岩崎邸を設計したコンダー氏の奥様、
くめさんが主役のお芝居です。
主演は大地真央さん。
さすが、輝くばかりの美しさです。
会場からも、しばしばため息がこぼれています。
この大地真央さんの挨拶が素晴らしかった。
恐らく毎日公演中は何度も繰り返している挨拶だと思いますが
それを感じさせない「唯一ここだけの」思いを込めた挨拶に聞こえました。
何がそう思わせるのか。
「間」ですね。
大切な、一番思いを込める部分の前に一呼吸置くことですね。
「本日はお越しくださいまして、本当に〇ありがとうございます。」
心の底から、感謝の気持ちが染み出てくるようです。
感謝の気持ちを伝えるとき、お詫びの心を伝えるとき
一拍おいて言ってみてください。
思いが詰まった重い言葉になり相手に届きます。
黒岩ちえこの接遇セミナー 商品陳列命!
2014/01/24
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「何だろう?」
珍しいお店を発見しました。
外国の食材や調理器具、ドリンクを売っているお店のようです。
恐る恐る中に入ってみました。
ここのお店の偉い人らしい男性が、女性店員さんに指示を出しながら
商品を陳列しています。
どうやら、この偉い人は「商品陳列命!」のようです。
少し陳列すると、1.5mくらい離れてチェックし、また陳列
そして、離れてチェック・・・これを繰り返しています。
お客様が来店されても、近くを通っても挨拶はありません。
外国の商品はラベルがカラフルできれいです。
どうやら色の配置を考えているようです。
熱心に陳列している甲斐があって、見事な商品陳列です。
一面がまるできれいな絵画のように並べられています。
気が付くと、店内にはお客様は誰もいなくなりました。
お客様に関心がない店員さんが一人でもいると
やがて、お客様にも関心を持たれなくなります。
きれいに陳列された商品は、
描き変えられることのない絵画のままとなってしまいます。
黒岩ちえこの接遇セミナー 覚えていてくれました
2014/01/23
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございました。
セミナー会場の手配のため、ある施設に電話をかけました。
会社名を名乗り始めると
「はい。接遇塾様ですね。いつもありがとうございます。」
「あっ、ありがとうございます。覚えていてれたんですね。」
最後まで社名を言わなくても、ちゃんと覚えていてくれたのです。
お客様を覚えたら、覚えていることを伝えることが大事です。
覚えていることをお客様に告げなければ
この感動は生まれません。
心の中で、じーっと「あなたのこと覚えていますよ」と思っていても
お客様には伝わらないですね。
「いつもありがとうございます」
このひと言だけで嬉しく感じるものです。
そして、セミナー当日窓口に行くと、
「おはようございます。今日は何名ですか」
名前を名乗る前に、にこやかに声をかけてくれました。
やはり、顔も覚えてくれているのです。
大きな安心感が伝わってきました。
黒岩ちえこの接遇セミナー 付いてきてもらうには
2014/01/22
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
フードコートは同じエリアに競合店があり
勝敗がはっきりしているのを目の当たりにすることがあります。
お昼12時台にもかかわらず、一人もお客様のいない店舗がありました。
そこで買ってみることにしました。
暗いんです・・・。
話しかけても、声が小さく活気が感じられません。
決して、愛想が悪いというわけではないのですが・・・。
その後も少し離れたテーブルで食事をしながら見ていました。
やはり、チラ見をしてお客様は通り過ぎるだけです。
従業員さんも、お客様をチラ見して終わりです。
少しして、従業員さんが一人交代しました。
お昼休憩のようです。
代わりに入って来た従業員さん、素晴らしい声です。
「いらっしゃいませー!!○○はいかがですか!」
「出来立てアツアツの○○はいかがですかー!」
すごい。店が生き返ったようです。
もう一人の店員さんもつられて元気に声掛けが始まりました。
元気なお店には、お客様の反応も早いです。
すぐに4~5人のお客様が並び始めました。
「大きい声で声掛けしてね」「しっかり呼び込みをしてね」
と、指導するよりも、自分の背中を見せるのが早いですね。
元気な二人の声掛けは、いつしかフードコートで一番の活気を作っていました。
黒岩ちえこの接遇セミナー 付いてきてもらうには
2014/01/22