接遇塾blog

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黒岩ちえこの接遇セミナー ほんの一言ですが

2014/01/10

飛行写真

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

「到着地の気温は5度でございます」

機内のアナウンスから、東京の寒さが告げられました。

5度と言えば・・・そう冷蔵庫の温度ですね。

外食企業で働いていたころを思い出しました。

「庫内の温度は0度~5度」

これを一日何度もチェックするのです。

いよいよ、冷蔵庫内に飛行機が突入しました。

皮のジャケットの上にダウンも着ようか、首に巻いたファーはどうしよう

寒さ対策を思案していると

「本日は○○航空をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。」

CAの方のアナウンスが聞こえてきました。

「本日は64名のお客様と3名の赤ちゃんにご搭乗いただきました。」

まあ、なんとも新鮮な温かみのあるアナウンス!

決まりきった言葉だと、聞き流してしまいますが

赤ちゃんに至るまで、ありがとうの気持ちが伝わってきました。

ほんの一言ですが、気持ちを込めたオリジナルのひと言は

「冷蔵庫内」の温度を一気に温めてくれたのでした。

 

黒岩ちえこの接遇セミナー 品出し、陳列

2014/01/09

 

黒岩ちえこの接遇セミナー 余韻

2014/01/08

岩崎弥太郎

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

手で指し示した時、物をお渡しした時

手を差し伸べた時

戻しの動作を、ゆっくりとしてみてください。

より、「やさしさ」」の余韻が残ります。

逆に戻しの動作が早すぎると、せっかくの「やさしさ」が乱暴に見えてしまいます。

差し出した手を体に戻してくるときは、ゆっくり、ゆっくりが基本です。

そして、両手で何かをお渡しした時は

両手を同時に戻してくるよりも

すこ~し、ずらして片手ずつ引いてくると更に優雅に見えます。

意識するだけで、今日からできます。

ぜひ、トライしてみてください。

 

黒岩ちえこの接遇セミナー 色んなときに添えてみて

2014/01/07

南国夕焼け

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

車に乗り込む時、頭が当たらないように手を添えてくれる方がいますね。

自動ドアで、挟まれないようにドアに手をかけてくれる方もいます。

お釣り銭を落とさないように、下に手を添えてくれる人もいます。

ご年配の方が、立ち上がりやすいように支えてあげる方も。

私たちは、心の中でお客様に親切にして差しあげたい

今、手を差し伸べてあげたい

そう思うシーンが1日で何度もあります。

しかし、実行に移すのはその内のどれくらいでしょう。

お客様は神様ではありませんから

私たちがどれだけ心で思っていても、それを形に表さない限り

決して気持ちは伝わりません。

手で伝えられる「優しさ」「親切」はたくさんあります。

心にブレーキをかけないで

思いついたサービスはやったもん勝ちです!

 

黒岩ちえこの接遇セミナー 指先

2014/01/06

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

指先は意外と見られています。

爪がきれいに切られていることはもちろん

黒く汚れていたり、傷が見えているのもNGです。

傷がある場合はカットバンで手当てし、カットバンは小まめに取り替えましょうね。

脳から離れているところは、ついだらしなくなってしまいがちです。

台の上に手を付かせているのも休めの姿勢に見えるのでNGです。

掌ではなく、指先だけつかせるようにしましょう。

手を組む時は、右手の指を左手で軽く包むようにしてしてみてください。

とてもエレガントにきれいに見えます。

そうそう、教育コメンテーターとして有名な尾木ママは

爪の手入れにサロンに行っているそうですよ。

今年はワンランク上の応対として、指先まで気配りしてみるのもいいですね。

 

黒岩ちえこの接遇セミナー 気くばりの反射神経

2014/01/05

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

ある宴会の席で、お酒を注いでいる人がいました。

すると盃からお酒がこぼれそうになりました。

「あっ」と思った瞬間、お酒を注いでいた女性の手は盃の下へ。

相手の服を汚さないように、瞬時に出された手でした。

その手を指さし

「あっ!気配りの手!」と誰かが言いました。

「それぐらいよくあることじゃない」

と思われる方も多いと思います。

しかし、咄嗟に誰かのために動ける人は意外と少ないです。

心の反射神経は、そのまま体の動きにつながっています。

と言うことは心が動かないと、身体も動かないということですね。

そうそう、こんなお話を聴いたことがあります。

手を前で組むときは右手が下、左手が上、これが基本です。

しかし、ある百貨店では逆になるように指導しているそうです。

なぜか?

それは咄嗟の時にお客様にすぐ手が差し伸べられるよう

利き手を上にしているそうですよ。

作法よりも優先にするものがあるということですね。

 

黒岩ちえこの接遇セミナー 手の置き場

2014/01/04

龍馬2

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

今日からは、サービス業の「手」についてお話しましょうか。

TVを見ていると、ある食品の専門店が取材されていました。

若い男性の責任者の方がインタビューに答えています。

にこやかに答えているのですが、どこか違和感が。

そう。両手を後ろに回した後ろ手になっているのです。

サービス業で後ろ手はご法度です。

せっかくにこやかにお話をしてるのに、横柄に見えてしまうのですね。

単に手を前にするか、後ろにするかだけで印象は大きく違います。

堂々と自分を大きく見せたいときには後ろ手は効果があります。

サービス業の場合は、謙虚に見える方がいいですよね。

そして、私たち人間は形を作ることで気持ちも作られます。

つまり、後ろ手にすることで見た目だけでなく

心まで「偉そう」になるのですね。

ためしに、後ろ手で立ってみてください。

気持ちの変化に気付くと思います。

そして、サービス業には向かない姿勢だとご理解いただけると思います。

 

黒岩ちえこの接遇セミナー 教えられたように育ちます

2014/01/03

大山1

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

年末に近くのスーパーで買い物をしたときのこと。

レジの若い男性の胸には「アルバイト」の文字が。

昔は「アルバイト」「見習い」などの文字を見るとレジを避けたものです。

最近のアルバイトさんは、レジ操作がとてもスムーズです。

手際もよくアルバイトさんとは思えないスムーズさです。

清算を済ませ、レシートを渡されるとき

このアルバイト君の初々しさが現れました。

レシートを私に見やすい角度に持ち替え、手で指し示しながら

「こちらのレシートを○日にお持ちいただくと抽選がございます。」

この初々しさがいいですね。

ベテランの店員さんとは一味違います。

彼のレジに並んだお客様は、しっかりとその説明を聞きお礼を言っています。

年末のお買い物は皆さんカゴいっぱい。

レジも行列が絶えません。

そんな中、一人一人に居住まいを正すようにお客様に向き直り

きちんと説明をされていました。、

きっと責任者の方が丁寧に指導されたのでしょうね。

レシートを指し示した手のきちんと揃えられた指先に

一生懸命練習をした姿がうかがえました。

 

黒岩ちえこの接遇セミナー 武市半平太のお出迎え

2014/01/02

浦戸湾

あけましておめでとうございます。

今年も皆さまにとって笑顔の多い幸せな一年になりますように。

初詣にどこに行くべきか思案した結果、なぜか武市半平太の旧家に行くことに。

きっと新年早々誰もいないだろうと出かけました。

山の斜面に面した旧家の入り口で、石碑に書かれた文字を眺めていると

「こんにちは」

背後から声をかけられました。

振り返ると、初老の男性が立っていました。

「どうぞ、中をご覧ください」

「え?いいんですか」

”ここは一般の方が住んでおられます。立ち入りはできません。”の注意書きがされていました。

「どうぞ、どうぞ。特別です」

当時の平均身長を思わせる低い門を、身をかがめてくぐりました。

蘭の鉢植えが置かれている庭を通り抜けると、もう一つ更に小さな門が。

「ここがそうです」

時の流れに置き忘れられた土壁の塀が、旧家に寄り添って立っていました。

「ここを開けると刀傷が壁に残っているんですが・・・」

開けようと手をかけてくださいましたが、木戸はそれをこばむように身動きしませんでした。

「じゃあ、こちらへどうぞ」

旧家から石段を上がり、資料館、お墓、瑞山神社と案内していただきました。

どこも掃き清められ、訪ねる人を迎えてくれています。

資料館でゆっくり歴史と向き合った後、お礼を言って帰ろうと

先ほどの男性を捜しました。

山のしんとした空気の中には、もう人の気配が感じられませんでした。

坂を下りながら、後ろを振り返り頭を下げると、

遠くから、鳥のさえずりが聞こえました。

 

黒岩ちえこの接遇セミナー 仕掛け三昧

2013/12/28

馬路温泉2

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

馬路温泉の続きです。

国道からくねくね道をはしること20分あまり。

この道で大丈夫よね・・・と不安に思う頃に

「まちよったぞね」の看板。

「お待ちしておりました」の意味です。

土佐弁のニュアンスから

「ここでずっと、あなたが来てくれるのを

 首を長くして待っていましたよ。よく来てくれたね。嬉しい、嬉しい」

こんな気持ちが伝わってきます。

昭和のガキ大将のような馬路村の少年のイラストが見え始めます。

いよいよ温泉の建物に入ります。

さあ、ここからがあらゆる所を見落とさないように進まないといけません。

あちらこちらに、イラストやら土佐弁の文字やら。

浴場の入り口に掛けられたのれんには

「はや、来たかよ。まあ、ゆっくりしていきや」の文字

「もう来たの?まあゆっくりしていって」の意味です。

時刻は午後3時、夜には違った文字ののれんになるのでしょうか。

上記の写真は血圧計です。

思わず健康を気にしてしまいます。

他にもたくさんありますが、あまり書くと楽しみがなくなりますね。

後は、実際に訪ねてみてくださいね。

そうそう、肝心の温泉は最高の肌触り、

川の流れを眺めながら、ひたすらぼーっとしてみてください。

たまった疲れは全部、馬路温泉が引き取ってくれます。

 

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