接遇塾blog

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金券ショップの店員さん

2022/05/23

今日は新宿でセミナーを開催していた。

帰りに

家人が金券ショップで商品券を買った。

「5100円です」と言われ

10000円札をトレーに載せた。

1分ほどたった。

お釣りもくれないし

商品券も渡してくれない。

店員さんは電池が切れたようにじっと動かない。

えっ、1万円では足りないのか

他に何か提示するものがあるのか

頭の中でウニウニと考え始めた頃

「100円は?」

店員さんが唐突に言い放った。

そうか、小銭を待っていたのか

慌てて財布の中から100円玉を探して差し出す。

5100円の買い物をすると

100円玉を出すシステムになっているのか

そんなことはどこにも書かれていないし

国のお触れも出ていない。

ただただ、財布に100円玉があってよかったと安堵した。

 

ポイント失効

2022/05/22

Tカードのポイントが付ないといわれた。

近くの本屋さんでのこと。

「え、つい先日まで使えてました」

「そうですよね」

再びチャレンジしてくれた。

「やっぱりつかないです」

「磁気が弱くなったんでしょうか」

ポイントが付かないということは

残っていたポイントも無効になるということか。

大したポイントが残っていたわけではないが

使えなくなると惜しくなる。

私はついついポイントを使わず貯めすぎるきらいがある。

「今月末までが結構ありますよ」

「すごくたまっていますよ。びっくりしました」

「使った方がいいですよ」

今まで店員さんに何度言われたことか。

わかっていても

「ポイントをお使いになりますか」

と聞かれると、涼しい顔で

「いえ、いいです」

と、やせ我慢してしてしまう。

結果、このように数千円無効にしてしまった。

これからは店員さんの言うことを素直に聞こうと

何度目かの誓いを立てた。

 

感情は伝染する

2022/05/21

駅の乗り換えで駅員さんに声をかけた。

「どうぞ」

と言わんばかりにボールペンで方向を示した。

毎日、何十人と声をかけられる仕事だ。

たまには声を出したくない時もあるのだろう。

などと、聞き分けの良い乗客は

殆どいない。

文句はさすがに言わないだろうが

面倒くさそうにあしらわれ自尊心が傷つく。

誰しも自分はぞんざいに扱われて良い存在ではないと思っている。

これは駅員さん自身も同じだ。

親切に対応しても「ありがとう」も言われない。

モチベーションを保つのが一苦労だろう。

一つ言えるのは

感情は伝染するということだ。

愛想悪くすると相手も愛想悪くなる。

愛想よくすると「ありがとう」と言われる回数も増えていく。

 

余分に渡されたシュークリーム

2022/05/20

駅中でシュークリームを買った。

注文窓口と商品渡しの窓口が分かれているタイプだ。

御大尽の私は値段を見ずに2種類を1個ずつ買った。

手渡された紙袋は

なぜかずしりと重い。

シュークリーム2個分とは思えない。

袋の中をのぞくと4個入っている。

しかし御大尽が支払ったのは380円。

ショーケースに戻り単価を確認する。

やはり1個ずつの値段しか支払っていない。

私「すみません。1個ずつ頼んだのですが4個入ってます」

店員さん「ああ、すみません」

2個袋から取り出し

「これでいいですか」と袋の中を見せた。

これでいいですか?

まるで私がわがままを言った気分だ。

まあ、それでいいので素直に受け取った。

商品渡しの窓口の店員さんにすれば

注文を聞いた店員さんの言い方が悪かったか

商品を渡すとき、あなたにも確認しましたよね

といった思いがあったのだろう。

素直に謝りたくない時も確かにある。

しかし

そこを乗り越えた人をプロという。

 

会話を終わらせるには

2022/05/19

会話がなかなか終わらないお客様がたまにいらっしゃる。

余裕があるときは話相手になるべきだが

効率重視の現在そうも言っていられない。

かといって

「申し訳ございません。忙しいので失礼します」

とも言えない。

そんなときは

相槌を打つ回数を減らす。

それでもだめなら

何か作業をしているフリをする。

それでもダメな手ごわいお客様の場合は

時計をさりげなく見る。

それでもだめなら

仲間に協力してもらい

電話がかかってきた体で声をかけてもらう。

もう一つ方法があるが

文章だと伝わりづらいので

ここでは控えることとする。

 

拙速

2022/05/18

出張先の企業様で全体社員会に参加した。

チャットを使った発言。

データに基づいた分析。

皆さま、鮮やかにRC,パッド、スマホを使う。

急遽、今後の方針の一環としてお話する機会が与えられた。

鮮やかに資料を作成したいものだが

時間がない中でどうしようかと迷う。

話をするだけでも十分か

項目だけ書き肉付けすれば伝わるか

試行錯誤の末、さらに考えた。

拙速を重んじるという言葉がある。

ペラ1枚でも資料があった方がわかりやすいと判断。

無事に伝えることができた。

次の機会までに『拙速を重んじた資料』は

精度を上げておくこととする。

 

プレゼント

2022/05/17

どんな言葉で言っても言い足りない。

言葉がもどかしい時がある。

出張先の企業様で誕生日のプレゼントをいただいた。

私の大好きな銘柄のもの。

なぜ私の好きなものがわかったのかと感激しきりだ。

研修の休憩時間にはおいしいケーキまでいただいた。

しかも手書きのメッセージが添えられている。

ありがたい。

プレゼントはありがたく使わせていただくが

メッセージは取っておく。

パワースポットにわざわざ行かなくても

これを取り出して見るだけで元気が湧いてくる。

 

むちゃくちゃ

2022/05/16

「むちゃくちゃおいしい」

「めっちゃおいしい」

おいしいを表現するときには

「むちゃくちゃ」「めっちゃ」をつけないといけないらしい。

つけずに「おいしい」を表現するタレントさんを見たことがない。

「とても」おいしい

「すごく」おいしい

は古語になったようだ。

・・・と言いたくなるほど

グルメリポートは一様に「むちゃくちゃ」「めっちゃ」をべた付けする。

はやり言葉なので

伝わりやすさを一番に考えれば正しい使い方なのだろう。

テレビであったとしても

聞きなれるとついつい使ってしまうものだ。

お客様にはくれぐれも使わないように用心していただきたい。

 

マスクの色

2022/05/15

黒いマスクにも慣れてきた。

突然目の前に黒いマスクをした人が現れると

失礼ながらぎょっとしたものだ。

黒い服に黒いマスク

どこから見ても忍者だった。

最近は慣れてきてかっこよくさえ見えるときがある。

「何色のマスクをすればいいですか」

以前は研修でよく聞かれていた。

白が基本。ベージュ、ピンクが無難と答えている。

さすがに職場で黒は控えた方が良い。

どんなに笑顔でもきつく見えてしまう。

先日ブログで書いた透明マスクも

笑顔の練習をするときだけで通常は使わない。

以前は研修の際に1度使用してみたが

しゃべるたびに曇るし衛生的にもNGだった。

いまや、ファッションとなったアイテムだが

やはり白いマスクがベストという結論に達した。

 

お互いの気遣い

2022/05/14

土曜日だけどGW後だからすいているだろうと

予想が見事に外れ

電車も羽田空港も結構な人出だ。

私のようなスーツを着た出張組は少なく

皆、解き放たれたような旅の装いだ。

小さなお子様連れのお客様も搭乗してきた。

この後、しばらくしてこちらのお子様

大きな声で泣き始める。

お母さまのほうが泣きたくなる瞬間だ。

以前、それはそれは大きな金切り声で泣き止まなかったお子様がいた。

近くに座っていたサラリーマンの男性は

たまらず席替えしてもらうほどだった。

隣に座っていた私にCAさんが耳打ちしてくれた。

「耳栓をお持ちしましょうか」

しかし

隣の席で堂々と耳栓をするわけにもいかず

「いえ、大丈夫です」と断った。

あちらを立てればこちらが立たず

CAさんもあからさまな声がけができず

小さな声で何かと気遣ってくれた。

私も最大限平静を装った。

ママとCAさん、私の順で気遣いのトライアングルは着陸まで続いた。

 

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