損はしたくない
2022/05/30
「アプリはお持ちですか」
どこの店に行っても聞かれる。
スマホにはあらゆるアプリが入っている。
が、面倒なので
ほとんどの店で「持っていません」と答える。
「すぐできます。高額なお買い物のときは入っておいた方がいいです」
どうやら10%offになるようだ。
そういわれると
損はしたくないのでアプリを導入することにした。
人間は『得をしたい』という思いより
『損をしたくない』思いの方が強く働く。
商品のお勧めをする際も
そこをアピールするとよい。
「なくなり次第終了です」
「3日間限定です」
「数量限定です」
買い逃すと損をしますよと言わんばかりの
鉄板のセールストークだ。
損をしたくない思いで導入したアプリが
こうして増えていく。

読書法
2022/05/29
メルカリに助けられている。
今年の目標の一つである「月5冊の本を読む」
順調すぎるくらい進んでいる。
当たり前だが本代も増えている。
しかし心配無用である。
仕事の必要経費ということもあるが
家人がせっせと読み終えた本をメルカリで売ってくれる。
そんなに早いサイクルで手放すと
後々読み返しができなくなるのではと思う方もいるだろう。
読み返すことはほとんどない。
私の場合、付箋でしるしを付けながら読む。
そして、ノートに書き写す。
その時点で思いついたワークは赤い字で「ワーク」と書いておく。
本は読み返さないが
ノートは何度も読み返す。
これは企業に勤めているときから続けていることだ。
以前、後輩に「私が会社を辞めるときあげるね」と言ったら
「私の方が先に辞めるので要りません」と言われてしまった。
以来、たまりにたまって数十冊。
これもメルカリで売ってもらえないだろうか。

モチベーションの上げ方
2022/05/28
一昨日は佐賀の企業様とZOOmをつなげての研修だった。
アナログ人間の私としては驚くべき進歩である。
カメラ、マイク、ライトを付けると
ZOOmの達人のようだ。
形から入るタイプとしては
こういった備品をそろえたのが良かった。
モチベーションを上げる方法はたくさんある。
自分に合ったものを試せばよい。
仲間や同僚のモチベーションを上げるには
『挨拶の倍返し』だ。
「おはようございます。今日も元気ですね」
「お疲れ様です。明日も頑張ろうね」
挨拶言葉の後に一言付け加える。
その人に合ったパーソナルな言葉をかけてあげるほど
効果はグンと上がる。
もう辞めようと持っている人でも
「とりあえず、明日だけでも来てみようか」
ぐらいにはモチベーションを上げることができる。

ビッグスマイル
2022/05/27
マスクをしていても笑顔が伝わる人がいる。
しかもビッグスマイルで。
デパ地下のおこわの専門店。
300円ほどの買い物だったが
「ありがとうございます。どうぞまたお越しくださいませ」
立ち去りがたいほどの
吸い寄せられるほどの笑顔だ。
お年は60代後半か70代くらいだ。
買ってもらえるのが本当に嬉しいという感情が伝わってくる。
なかなか、こんな笑顔はできない。
先日も「笑顔が苦手です」といった方がいらした。
「作り笑顔でもいいですよ」
とお伝えした。
心からの笑顔でなければ伝わらないなどと
縛りを与えるのではなく
作り笑顔も笑顔の内だと自信を持って笑っていただきたい。
やがて必ず
ビッグスマイルにつながっていく。

考えるより先に動く
2022/05/26
考えるよりも行動に移すことが大事
といったことはすでにこのブログで触れた。
電車に乗っている際
落とし物を知らせてあげるのが出遅れた話のことだ。
電車で移動中、隣の年配の男性が
「変わりましょうか」と女性に声をかけたのと
私が目の前にマタニティバッジを見つけたのが同時だった。
私はバッジが目に入ったのと同時に立ち上がり
「どうぞ」と席を譲った。
自慢じゃやないが
年を一つ重ねたとは思えない素早さだった。
「勝った」
隣の年配男性に勝利宣言を高らかに心の中でする。
もちろん
競争意識を持ったのは私だけで
私の代わりに席を譲ってくれてありがとうと言うように
男性は「どうも」と頭を下げた。
悔しいがなんだか
負けた気になったのである。

ありがとうございます
2022/05/25
今日は浦和の企業様で研修だった。
私の誕生日でもある。
何と敷地内で私の姿を見かけると
駆け寄ってきてくれて「おめでとうございます」と言ってくれたり
会う方、会う方「おめでとうございます」と声をかけてくれる。
帰り際にはプレゼントまで頂戴し
大勢の社員さんと集合写真まで撮っていただいた。
感謝の気持ちをどう表現してよいやら
言葉が本当にもどかしい限りだ。
接客サービスや接遇マナーをお伝えし続け
随分、年数がたってしまった。
生まれてきた日を大勢の方に祝っていただき
今日は再びスタートラインに立ったほどに
モチベーションが上がっている。

イナゴ
2022/05/24
島根の物産展を見つけた。
昨年、行ったばかりなので何となく親近感がわく。
名物の琥珀糖に吸い寄せられるように近づいた。
きれいな琥珀の中に黒いものが入っている。
「琥珀糖の中にイナゴの佃煮を入れてます」
「えっ!」
思わず後ずさりをした。
いわゆる昆虫を寒天のような中に入れているのである。
店員さんはすかさず
「あ、他の商品もたくさんありますので」
と他もどうぞと促した。
「イナゴ」に拒否反応を示したと思ったのだろう。
後ずさりしたのだから無理もない。
実は、私は昆虫は苦手ではない。
しかも「イナゴの佃煮」は食べたことがある。
店員さんは一日に何度も拒否反応を受けたのだろう。
商品説明をするよりも
店から離れていかないように中に促すルーティーンが出来上がったようだ。
気の毒に思ったが
今更「おいしそうですね」と近づくこともできず
バッタが苦手なおばさんとして退散したのである。

金券ショップの店員さん
2022/05/23
今日は新宿でセミナーを開催していた。
帰りに
家人が金券ショップで商品券を買った。
「5100円です」と言われ
10000円札をトレーに載せた。
1分ほどたった。
お釣りもくれないし
商品券も渡してくれない。
店員さんは電池が切れたようにじっと動かない。
えっ、1万円では足りないのか
他に何か提示するものがあるのか
頭の中でウニウニと考え始めた頃
「100円は?」
店員さんが唐突に言い放った。
そうか、小銭を待っていたのか
慌てて財布の中から100円玉を探して差し出す。
5100円の買い物をすると
100円玉を出すシステムになっているのか
そんなことはどこにも書かれていないし
国のお触れも出ていない。
ただただ、財布に100円玉があってよかったと安堵した。

ポイント失効
2022/05/22
Tカードのポイントが付ないといわれた。
近くの本屋さんでのこと。
「え、つい先日まで使えてました」
「そうですよね」
再びチャレンジしてくれた。
「やっぱりつかないです」
「磁気が弱くなったんでしょうか」
ポイントが付かないということは
残っていたポイントも無効になるということか。
大したポイントが残っていたわけではないが
使えなくなると惜しくなる。
私はついついポイントを使わず貯めすぎるきらいがある。
「今月末までが結構ありますよ」
「すごくたまっていますよ。びっくりしました」
「使った方がいいですよ」
今まで店員さんに何度言われたことか。
わかっていても
「ポイントをお使いになりますか」
と聞かれると、涼しい顔で
「いえ、いいです」
と、やせ我慢してしてしまう。
結果、このように数千円無効にしてしまった。
これからは店員さんの言うことを素直に聞こうと
何度目かの誓いを立てた。

感情は伝染する
2022/05/21
駅の乗り換えで駅員さんに声をかけた。
「どうぞ」
と言わんばかりにボールペンで方向を示した。
毎日、何十人と声をかけられる仕事だ。
たまには声を出したくない時もあるのだろう。
などと、聞き分けの良い乗客は
殆どいない。
文句はさすがに言わないだろうが
面倒くさそうにあしらわれ自尊心が傷つく。
誰しも自分はぞんざいに扱われて良い存在ではないと思っている。
これは駅員さん自身も同じだ。
親切に対応しても「ありがとう」も言われない。
モチベーションを保つのが一苦労だろう。
一つ言えるのは
感情は伝染するということだ。
愛想悪くすると相手も愛想悪くなる。
愛想よくすると「ありがとう」と言われる回数も増えていく。

