接遇塾blog

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ポイントカードの対応について

2016/12/21

羽田空港での出来事。

支払いの途中、ふと見ると

「○○ポイントカード使えます」

レジ横にPOPの文字。

「あっ、このカード使えるんですか?」

「あ~、このカードでお支払いいただけるとポイントがたまりますね~」

背の高い男性店員さんは

見下ろすように、そう答えました。

慌ててカードを探そうとしましたが

面倒そうな店員さんの表情が気になり

「・・あ、でも、いいです。」

「いいですか~?」

各社、ポイントカードがしのぎを削る中

様々な負担が店員さんにはかかってきています。

いちいちカードを持っているのか聞かないといけないし

私みたいに、すぐに取り出せないと、探すのを待たないといけないし・・・

気持ちはわかります。

目に見える所にまず表示をするといいですね。

一つ目のアイディアとして

キャッシュトレーの真ん中に

「○○カードお持ちではありませんか」

「○○カードポイントがたまります」

今回のように、お客様から尋ねられて

面倒くさそうに返答することは

少しでも減ります。

ちなみに、一応支払いをし、

まだ追加で買おうか検討中でした。

”ああ、なんか損をしてしまったな”

そんな思いがふとよぎり追加のお買い物はやめました。

 

眠る暇がありませんでした!

2016/11/08

アンケート
「いや~、今日の研修は眠る暇がありませんでした」

「あっという間の時間でした」

「楽しかった」

「ぜひ、またお願いしたいです」

昨日の企業研修後いただいたご感想です。

8時間の研修。

受講する方々は結構な長時間です。

眠気が襲ってこないように

動いたり、笑ったり、また動いたり・・・。
テキスト1

時には、私の豊富にある経験談をお話したり。

ご質問にお応えするため

内容を急きょ変更し、予定になかった講義を組み入れたり。

昨日は「クレーム対応」を追加しました。

接客サービスの世界は

常に新しく生まれ変わっています。

同じ内容を1年続けることはできません。

受講生の方も「何か新しいこと」を欲しています。

奇をてらったことではなく

今の時代に合った応対の仕方を提供し続けることが

研修をする側に求められることです。

さあ、そのためにも

今月末から、また現場での修行を予定しています。

最近は、本をあまり読まなくなりました。

時代に合った応対は

現場でしか教わることができないですものね。

 

さりげない気配り

2016/10/28

バッグ

気配りはスピードとさりげなさが大事ですね。

先日、美容院に行きました。

席に案内されて鏡の前へ。

かけていたメガネを外しました。(鏡が見たくないわけではありません(^^;)

すると、すかさず若い男性スタッフが

さりげなく、きれいな花柄の眼鏡ケースを持ってきてくれました。

なんて気が利くのでしょう!

少しの動作に反応するサービスは感動ものですね。

しばらく彼の動きを観察していました。

「とてもお似合いですね。可愛いです」

私に言った言葉ではありません。

若いお客様のカットの仕上がりにひと言。

「素敵ですね」

これも、私にではなく別のお客様のブローの仕上がりにひと言。

さりげない気配りが提供され続けています。

さりげない言葉のプレゼントが

彼の仕事における美容技術以外の信条なのでしょう。

「可愛いバッグですね」

これは私に言った言葉です。

バッグか・・・。

ユニクロのエコバッグを褒めてくれました。

 

選ぶ言葉が「人」を作る

2016/10/23

マンツーマン4

先日は、「接客の教え方セミナー」でした。

過去の職場でたくさんのことを学んでこられた受講者様。

基本だけでなく、時代に合った接遇も習得されていらっしゃいます。

そして、なにより言葉の端々に

周りを気遣う思いがあふれています。

すこ~し間を取りながら

頭の中で考えてお話することが何度かありました。

そして、選び出した言葉は

どれも周りを思いやる言葉ばかり!

素晴らしいです!!

人は、どんな言葉をチョイスし発するかが

「その人らしさを」を作り上げていくのだと思います。

相手に対して、どの言葉を選んでいるのかで

関係性も作られていきます。

会社員時代、色んな現場を回りました

注意して聴いていたのは

お客様を何と呼んでいるか。

お客様の呼び方でサービスの度合いが判断できます。

「お客様」「お客」「客」

さあ、日常で、会議で、仲間と話すとき・・・

あなたの職場は、ご上司はどの言葉を選んでいるでしょうか。

言葉は心を育てます。

心が育つまで、

敢えて・・・そう、無理にでも「お客様」と言い続けてみてください。

言葉はやさしさを詰める器です。

まずは、器から。

 

営業成績がトップになりました!!

2016/09/02

ここ数日嬉しいメールが続いております。

「営業成績がトップになりました!!」

受講者様からの嬉しいメールです!

受講していただいたときには

クレームを頂いてしまったり(決して悪いことではないですが凹むものです)

上司に注意を受けたり・・・

そんなお悩みの中での受講でした。

マンツーマンのセミナーでしたので

営業に必要な、

アピールの仕方、コミュニケーションの取り方

表情、言葉など必要なものは全てお伝えしようと受講者様と

懸命に過ごした数時間でした。

セミナーの冒頭で、理想の未来をイメージしました。

その通りの未来が現実になりました。

結果を出した受講者様の頑張りは素晴らしいです。

接遇や接客サービスに悩みはつきものです。

相手様があることですから

悩みは深く、そして尾を引くときもしょちゅうです。

でも、この受講者様のように

可能性はみんな持っています。

”このままではダメだ・・動きだそう!セミナーを受けてみよう!”

そう決めて動きだした時に

理想の未来へと歯車がゴロンと動き始めたのですね。

 

名前を呼んでもらいましょう

2016/08/12

お客様から名前で呼んでもらえると嬉しくなりますね。

笑顔が倍増します。

自分のお客様という気がして

とりあえずそのお客様には応対力がUPします。

名前を覚えてもらえるチャンスは・・・

そう、まず名札ですね。

残念なことに意外と見えづらい人が多いです。

見せたくないのかな・・・と思うくらい。

一方、

名前の大きさ、表記方法など工夫している人も多くいらっしゃいます。

そして、名前で呼んでもらえる人の多くは

やはり笑顔がいいですね。

特別な気配りではなく

お客様に対しての最低限の笑顔のある人です。

お客様に名前を呼ばれたときは

自分の笑顔は平均点以上と思っていただいていいですよ。

自分の応対がどのレベルなのか

こんなところでも判断ができますね。

ああ、そうそう、すこぶる応対が悪い人も名前を覚えられます

ご用心。

 

方言は直す?直さない?

2016/08/10

方言を気にする地方出身者は今でも多いです。

何を言っているのかわからないくらいの方言はダメですが

イントネーションくらいは

さほど気にすることはないと思います。

かえって味があっていいと思います。

「お母さん、関西の人?」

つっぱりお兄さんに言われました。

「わかります?」

「うん、俺の連れも関西だから」

会社員時代に現場に入っていたときのことです。

そこから世代の離れたつっぱりお兄さんと話が弾んだものでした。

東京のど真ん中

有名書店の店員さんの、

関西なまりにほっとしたこともありました。

少しのイントネーションくらいは

チャームポイントだと、私は思うのです。

 

言葉の置き換え

2016/08/08

余裕がないと相手につらされてしまいます。

何のことかと言えば・・・。

言葉のことです。

お客様は謙譲語でおっしゃいます。

確認するときは尊敬語に置き換えます。

「明日、お伺いします。」

「はい、かしこまりました。明日お越しいただけるということですね。」

「お送りしました資料はご覧いただけましたか。」

「はい、拝見しました。」

頭の中には、すでに入っている敬語でも

余裕がなく、相手につらされてしまうと

ついつい・・・自分のことを尊敬語で表現してしまいます。

昨日、聞こえてきた会話。

飛びっきりの笑顔の店員さんとお客様との会話。

「恐れ入ります。お客様のお名前をお聞かせ願えますか。」

「はい、お名前は・・・。」

お客様も、つい、店員さんの笑顔につられてしまったようです。

 

書き言葉には気を使います

2016/08/06

目の前にいる人と話すときは

言葉よりも表情や動作など

言葉以外のところから伝わるものが多いです。

敬語をつい忘れてしまっても、絵がをややわらかな動作で

カバーできるということですね。

ところが、

メールや手紙など、書き言葉の場合は

言葉だけで、親しみや敬意を伝えないといけないですから

難しいです。

私も、メールを打ちながら

「う~ん、どうも上から目線みたい」

「なんかそっけないな」

と、読み返しては何度も書き直したり・・・。

気を使うものです。

先日のブログで書いた「依頼形」

書き言葉の場合は、活用したほうがいいです。

「~してくださいい」ではなく「~していただけませんか」「~をお願いいたします」

それでも、敬意の度合いが低いと感じる場合は

少し回りくどいですが

否定語を入れてみてください。

「~していただけませんでしょうか」

「~をお願いできませんでしょうか」

こうすると、やわらかくなり

敬意の度合いも高くなります。

 

話言葉と書き言葉の違い

2016/08/05

「少々お待ちください。」

これは命令形です。

お客様に言うときは依頼形にしましょう。

「少々お待ちいただけますか。」

が正解です。

・・・というのが、マナーの講習でも流行です。

では、全て「ください」は「~していただけますか」に変えなければいけないのか。

私は、そうではないと思います。

実際、応対をしてみると「ください」は結構使っています。

それを全て依頼形にすると

まわりくどくて、聞く方も疲れてくる感じです。

話言葉の場合、

言葉そのもよりも、表情や動作、声のトーンで伝わる方が多いです。

穏やかな表情で、やさしく言えば

命令されたとは、誰も思わないですね。

「ください」を「命令形」にするのは

文法ではなく言い方ですね。

では、メールなど「書き言葉」は。

明日のブログでお伝えします。

 

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