黒岩ちえこの接遇セミナー 自分の顔はどんな顔
2014/10/26
先日大阪から来た友人。
待ち合わせをしている間に、外人さんに道を尋ねられたそうです。
うまく答えられたかは・・・別として・・・。
この友人、数日前も1日で3回も・・・しかも外人さんばかりに。
道を聞かれやすい人とそうでない人がいます。
道を聞かれやすい人は、良い表情をしているのでしょうね。
どの人に道を尋ねよう・・・
そう思った瞬間に私たちのセンサーは働き始めます。
優しそうな人
穏やかそうな人
余裕のありそうな人
人混みの中で、そんな人を探し始めます。
自分の顔がどんな顔をしているのか
鏡を見るよりも、ずっと正確に他人が判断してくれます。

黒岩ちえこの接遇セミナー ありがとうの言葉をたくさんもらう人
2014/10/25
スーパーのレジで並んでいました。
私の前にいた年配の女性が
「どうぞ」
そういって私の買い物かごも台に置けるように
自分の買い物かごをずらしてくださいました。
「ありがとうございます。」
開けられたスペースは
優しい光が射していました。
会計が終わるとレジの女性に
「ありがとうございます。」
笑顔でお礼を言っています。
そして、私を振り返り
「お先に」といった感じで会釈してくださいました。
「ありがとうございます!」
さっきの3倍ぐらいの笑顔でレジの女性は挨拶しました。
「ありがとうございます。」
私も会釈で返しました。
たくさんの「ありがとう」をまとってその方は帰っていかれました。

黒岩ちえこの接遇セミナー 一輪ほどもない花だけど
2014/10/23
人気のもつ鍋屋さん。
予約をしないと、なかなか入れないほどです。
今回は予約をしていきました。
案内されて、席に着きました。
テーブルの上には、お箸、お手拭きと揃えてくれていました。
そのお箸には、花が添えられていました。
スターチスの花です。
小さな小さな花です。
一つ一つ花をつんで、割りばしに添えた思いが見えるようです。
丁寧に花を添えた割りばしは
なお、きれいに並べられていました。

黒岩ちえこの接遇セミナー 質問コーナースタートしました
2014/10/21
今日から質問コーナーをスタートしました。
場所はこのサイト内の「ニュース・トピックス」のところです。
HPを開いていただくと、
今日の質問内容がすぐにわかるようになっています。
興味のある内容の時は
どうぞご覧になってくださいね。
ちなみに、今日は「接客するときの立ち位置は?」です。
結構悩むものです。
この他にも、
「お客様との距離は」「ドアの開け方は」
「ドアを開けた後の立ち位置は」
「膝附接客は正しい??」
色んなご質問を頂いております。
順次、お答えしていきますね。
今日もご覧いただきありがとうございました。
アメブロの「おもてなしの達人さがし」も
よかったらご覧くださいませ。
こちらも、ほぼ毎日更新中です。

黒岩ちえこの接遇セミナー 間違えたらどうする
2014/10/20
先日行ったお寿司屋さんでのこと。
後から入ってきたご夫婦。
テーブルに置いてあるオーダー表に注文を書き込みました。
受け取った職人さんは
それを見ながら、次々お寿司を出していっています。
ふと職人さんの手が止まりました。
じっとオーダー表を見ています。
手でなぞりながら見ています。
「スミマセン、お客さん。
ホタテをご注文だったんですね。間違えて○○を出してしまいました。」
言われたお客様も「えっ?」
どうやらオーダー表を見間違えたようです。
「さっき出したの○○だったんですよ。
ほらこれ!ホタテご注文だったんですよね」
「スミマセン、気づかず食べてしまいました」
謝る奥様、隣でご主人が
「いいですよ。追加で付けておいてください」
結局注文はしていないけど、お金を払うことになりました。
こういった場合
「申し訳ございません。こちらのお代は結構です。
すぐにホタテを握ります。お待ちくださいませ」
これが、また来ていただくための、正しい対応だと思うのです。
このお店の隣もお寿司屋さんです。
しかも、お客様が入りきらず店の外には20人くらい並んでいる繁盛店です。
私が入ったお店は空席が目立ちます。
しかし、まだまだ勝負はわかりません。
間違えた時も顧客作りのチャンスです。
方法さえ間違えなければ。

黒岩ちえこの接遇セミナー 電話セールス
2014/10/16
自宅の固定電話が鳴りました。
仕事関連は、ほとんど携帯電話にかかってきます。
こんな時間にかかってくるのは・・・
予想通りセールスの電話でした。
インターネット関連のようです。
「今お時間よろしいですか?」
から始まり、何やら説明をしてくださいます。
「インターネットは何をお使いですか」
「私は、仕事でPCを持ち歩きますので・・・」
話の途中で
「ああ、そういうことですね・・。」
声のトーンが一気に下がるのがわかりました。
「どうも何度も失礼いたしました。」
何度も?
確かにこのようなセールスの電話は何度もありましたが・・。
一日に何本も電話をするお仕事。
冷たい対応をされることも多いのでしょうね。
心がくたびれていたのでしょうか。
そのたびに、気持ちをリセットするのは大変なこと。
似た経験があるのでわかります。
でも、それも自分が選んだお仕事。
ダイヤルを回す前に、ため息ではなく
天井を向いて深呼吸をしてみましょう。
次の電話では良いことがあるかもしれませんよ。

黒岩ちえこの接遇セミナー お辞儀の角度だけかと思っていました
2014/10/14
「お辞儀の角度だけかと思っていました。」
ある企業様での研修を終え、かけられた言葉です。
「接遇」というと、お辞儀の角度や言葉使いのイメージがあるのでしょうね。
心理学のワークを取り入れた研修に
「とても楽しかったです」と握手をしてくださいました。
以前、ある銀行でトラブルがありました。
窓口の男性が、勘違いをして送金がうまくできなかったのです。
再び銀行へ出向き対応していただきましたが
担当をしてくださったのは女性の責任者の方。
クールにテキパキと処理をしてくださいました。
そして、深々と「申し訳ございませんでした」と頭を下げてくださいました。
角度も、言葉使いも完璧でした。
しかし、そのマニュアル通りの応対には冷たさを感じました。
点数をつければ高得点なのでしょう。
でも、体温が感じられなかったのです。
その後、ミスをした男性行員の方の前を通りかかりました。
「すみませんでした・・」
顔を真っ赤にし、背中を丸めるように頭を下げてくれました。
その姿には、マニュアルを通り越した温度がありました。

黒岩ちえこの接遇セミナー 入りづらいお店の共通点
2014/09/28
夕方の散歩コースはその日の気分次第です。
1時間くらいの散歩中に色んなお店を発見します。
今日は入りづらいお店を3件発見しました。
路地の間に隠れるようにパン屋さん。
パンが少量ずつ棚に並べられています。
いえ、1種類につき1個・・・といったほうが正確かもしれません。
サンプルなのか、商品なのか・・・。
こだわりの売り方なのでしょうか。
しかし、1個ずつ並べられたパンには
「買いたい!」という動機が起こりません。
せっかくのガラス張り、
駅近の立地、多くの通行人。
まるで「1個しかありません」をアピールしているかのようです。
焼き上がり時間を告知するとか
どうせ、1個しか並べないのなら
外からもプライスカードが見えるようにするとか・・・。
お行儀よく並んだパンを見ながら
そのまま通り過ぎる人の仲間入りをした私でした。

黒岩ちえこの接遇セミナー 「領収書をお返しいたします」って?
2014/09/26
完治してたはずの耳の調子が・・・。
耳鼻科に行ってきました。
スピーディーな検査、診察!
わかりやすい説明。
あっという間に終了です。
後は、お薬をもらうだけです。
一番近い調剤薬局に行きました。
ここでも、すぐに名前を呼ばれました。
なんてスムーズなのでしょう。
「こちらは寝る前に・・・で塗ってください」
(・・・はきっと綿棒だろう)
「こちらは・・・です。寝る前に飲んでください」
(・・・はきっと「化のう止め」でしょう)
私の耳の調子が悪いからではありません。
元気のない声で、ずっとうつむいたままの説明です。
「領収書をお返しします」
カウンターに最初から置かれたままの紙は領収書だったのですね。
そもそも、領収書は「お返し」するものなのか。
いつも気になる言葉が
今日はことさら気になります。
そうさせたのは、彼女の寂しい応対のせいなのか・・・。
手渡されることもなく
カウンターに置かれたままの領収書は薄く冷たい手触りでした。

黒岩ちえこの接遇セミナー 子規庵の接遇
2014/09/16
正岡子規の子規庵に行ってきました。
短歌など詠んだことはことはなく、
俳句は学校の授業で作ったくらい。
これは、場違いなところに迷い込んだのか・・・。
「これはね、○○なのよ。だから・・・」
「まあ、○○さん、よく勉強しているわね。」
訪れている方々から、知識が飛び交う中
場違いな私はといえば、壁に貼ってある年表に書かれている
『高知の○○さんから、ザボンが送られてきた』を見て
「高知からザボン?文旦の間違いじゃないの?」
と、かなりレベルの違うことを考えていたのでした。
そうそう、お伝えしたいのはそんなことではなく
ここで案内をしてくださっている女性スタッフの方
一生懸命なのです。
「ここには、子規が死を考えた本当に悲しい話が書かれているんです」
感情を込めて、紹介してくれます。
いろんな人の間を、フットワーク軽く動き回っています。
彼女の姿を形容するのには、この言葉しかありません。
「一生懸命」。
周りの動きを見ながら、庭に下りたり上がったり。
空気のように、気づくとそばにいたり。
きっと、この仕事が大好きなのでしょう。
あらゆる空気を察知して動き回っています。
「女性の登用を!」「女性の活躍の場を!」
どこかの総理が掲げている政策ですが
「場は与えられるものではないワ!」
そんな声が聞こえてきそうな彼女の動きでした。

