黒岩ちえこの接遇セミナー 右手、左手
2014/04/28
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
このブログも300回をはるかに超えて書いております。
今日はお辞儀の時の手について。
前で組む手は右手が上か左手が上か・・・左手が上ですね。
なぜ左手が上なのかというと、いくつか説があります。
右手は色んなものを触ったり、つかんだりするので「不浄の手」と言われます。
ご挨拶をするとき、その不浄の手を左手で隠すということですね。
別の説では、右手は武器を持つ手、
あなたに危害は加えません・・という意味で左手を上にするそうです。
どちらも、なるほどと思うのですが、
最近はお客様に何かあった時に、咄嗟にサポートできるように
右手を上にするよう指導しているところもあります。
ここまで書いて、なにか違和感があります。
いえいえ、右手、左手の事ではなく
この内容は、以前も書いた気がするのですね。
300以上も書けばそういったこともありますよね。
「読んだ記憶があるぞ」と言った方は
更に記憶に上書き保存できたと思ってお許しください。
黒岩ちえこの接遇セミナー マイナスとプラス
2014/04/24
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
春はどこも新メニューが登場します。
イートインのお店で、ドリンクの新商品を見つけました。
「どれが一番売れているんですか」
「どれも新商品ですから・・・」
「へ~、おいしい?」
「はい!あ~、でも全部高カロリーなので・・・」
なるほどね。
最近は、おいしいだけではお奨めができない時代みたいです。
マイナス要因を先に言って、後でプラス言葉言うといいですね。
「高カロリーなんですけど、とてもおいしいです。」
「高カロリーなんですけど、おいしいのでよく売れています」
「おいしいですけど、高カロリーです」だと
あまり買いたくなくなりますものね。
でも、正直なお奨めについつい注文をしてしまいました。
高カロリーでしたが、とてもおいしかったです!
黒岩ちえこの接遇セミナー 省略言葉
2014/04/20
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
会計を済ませて商品を受け取ろうとしたときの
コンビニの店員さんの言葉、
「どうも~」
それに対して私の言葉
「ありがとうございます」
店を出ながら考えました・・・逆じゃない?
そもそも、店員さんが「どうも」ひと言で終わることは間違いですね。
接客用語としては
「どうも」だけで完結していないのです。
「どうもありがとうございます」
「どうも失礼いたしました」
「どうもお世話になりました」
「どうも」の後に何か大切なことが続くのです。
そうでなければ、親しみを込めて気楽な挨拶をする場合の「どうも~」ですね。
もしかして、あの店員さん、親しみを込めて言ってくれたのでしょうか。
どうも、分からなくなりました。
黒岩ちえこの接遇セミナー 知らぬが仏
2014/04/16
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
友人に聞いた話です。
ある男性が、自宅でトイレに行ったときに
携帯電話をトイレに落としてしまったそうです。
普段ワイシャツのポケットに入れる癖がついていた男性は
トイレに座りながら、いつものように胸ポケットに携帯電話を
・・・入れたつもりだったのですが
この日はOFFの日・・ワイシャツは来ていなかったそうです。
無残に空を切った携帯電話は最も落ちてはいけないスペースへ落下。
拾い上げたものの、防水機能が心配になり
携帯電話ショップへ持って行ったそうです。
そして、何も知らない優しい携帯ショップのお姉さんの手に
その携帯電話は渡ったのです。
そこから先は、ご想像にお任せいたしますが
どこの水に浸かった電話なのか、お姉さんは知る由もないのでした。
いえ、知らない方が幸せなのでした。
いやはや、接客とは色々と大変なのです。
黒岩ちえこの接遇セミナー イントネーション
2014/04/15
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「関西のご出身ですか」
よく言われる言葉です。
どうもイントネーションでわかってしまうようですね。
会社員時代、現場で接客をしていると
少々ツッパリ風で恐そうなイメージの男の子が
「お母さん、大阪の人?」
「出身は大阪ではないけど、7~8年住んでいました。わかります?」
「俺のツレも大阪だから。話し方が似てるなと思って」
話がはずみ「また来るよ」と笑顔で帰ってくれました。
中には「私も関西に住んでいました。」
嬉しそうに話してくれる方もいます。
信頼関係を築くには、まずペースを合わせることが大切です。
同じイントネーションだとなんとなくペースが合うのでしょうね。
心理学でいう「ペーシング」ですね。
新入社員で地方から都会に出てこられた皆様。
イントネーションもコミュニケーションのきっかけになりますよ。
黒岩ちえこの接遇セミナー 恥をかかせない気配り
2014/04/14
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打ち合わせに、ご依頼主様のビルに向かいました。
3度目の訪問です。
方向音痴の私でも、すっかり覚えました。
・・・と安心したのがいけなかったのですね。
数階建のビルの何階のフロアかわからなくなってしまいました。
いくつかのフロアが、ご依頼主様のフロアです。
自分の勘を頼りに5Fに向かいました。
エレベーターのドアが開いた瞬間、きれいな女性が立っていらっしゃいました。
どうやら、会社説明会だったようです。
どう見ても、学生には見えない私を見て一瞬戸惑ったようです。
「スミマセン・・。打ち合わせに伺ったのですが
フロアを間違えてしまいました。」
慌てて説明する私に、
「いえいえ、こちらのフロアも普段、打ち合わせに使っておりましたから・・。」
恥をかかせないようにフォローしてくださいました。
こんな風に、とっさに
相手の気持ちを回復させる言葉が言えるといいですね。
自分が間違ったことは、すっかり忘れ気持ちも軽く6Fに登って行ったのでした。
黒岩ちえこの接遇セミナー 300円の運試し
2014/04/11
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
ふと思いつき、運試しをすることにしました。
ロト7です。
スーツ姿のサラリーマンが数人並んでいます。
キャリーオーバーなので8億円だそうです。
現実に誰かに当たる金額です。
私も、頭に浮かぶラッキーナンバーを7個書きました。
お金を支払い、背中を向けた瞬間、
「大きいのが当たりますように!」
あまりの声のハリに、思わず振り返りました。
そこには、窓口の女性のビッグスマイルがありました。
「ありがとう!」
ビッグスマイルで返しました。
300円の運試しは、どうやら当たりでしたね。
ビッグスマイルを受け取っただけでオールOKです!
出来れば、当たるといいなという下心は捨てきれませんが・・・。
黒岩ちえこの接遇セミナー 保留の時間
2014/04/10
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
市役所に電話をかけました。
実は、出かけに用事を思い出し慌てていた私は
「ただ今、担当者が他の電話に追われていまして・・・
折り返しお電話させていただいてよろしいでしょうか」
と言われ
「今から出かけるので、○○のことだけお伺いしようと思っていたので・・」
と電話を切ろうとしたのですが、親切な職員の方は
「では、それだけ確認いたしますのでお待ちください」
「いいですよ。急いでいますので。」
「お時間そんなにかかりませんので」
そんなやり取りのあと、保留の音楽が流れました。
忙しいのに、申し訳ないなと思いながらも時間が気になる私です。
1分、2分・・待たされる間の時間は長いです。
3分たった頃「お待たせいたしました」
その後の応対も、とても親切で感謝、感謝でした。
しかし、途中で不安になったのは事実です。
では、保留の時間はどれくらいが許容時間なのでしょうか。
だいたい、30秒くらいです。
それ以上お待たせすると、ストレスを与えることになってしまいます。
たった30秒・・・と思ってしまいますが
体感時間は、置かれた状況によって違いますものね。
黒岩ちえこの接遇セミナー おねえさん!
2014/04/09
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
店先で可愛い女性が二人、何かお奨めをしています。
小さなお店の店先で、珍しいです。
何だろう?と眺めながら通り過ぎようとしました。
「○○のドリンクです。良かったらいかがですか」
どうやら、ドリンクの試飲をしながら販売しているようです。
お店は道路の反対側です。
「ふ~ん」ぐらいの程度で通り過ぎました。
「おねえさん!どうぞ!」
振り向くと、その可愛い女性が
紙コップに入れたドリンクを持って走って追いかけてきてくれたのです。
「これから夏場になると、熱中症にも効果があります。
ライチが入ったドリンクです!」
この気合がいいですね。
眺めながら通り過ぎる人が圧倒的に多いと思います。
しかし、それも見逃さずに試飲をしてもらう。
何より気に入ったのは、私を
「おねえさん」と呼んだところです。
今日は用事の途中だったので、買えなかったけど
今年の夏のドリンクは、これに決めました。
おねえさんは、もうこれしか飲みません!
黒岩ちえこの接遇セミナー わかりやすく伝える
2014/04/08
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
地図を伝えるのは難しいですね。
道を聞かれると、説明するよりも一緒に行ってあげる方が早いと思うことがあります。
自分の頭に浮かんでいる映像を思いながら伝えるのですが
相手の頭の中に浮かんでいる映像は違うものです。
相手の頭の中の映像が見えると、
その場で書き換えができるのですが・・・。
難しいです。
コンビニやコーヒーショップはたくさんありすぎて
もはや、目印にはならなくなりました。
「東西南北」も初めての土地はわかりづらいです。
私がよく説明時に使う言い方は
「○○を背にして右(左)」
「○○まで行ったら行きすぎてます」
「○○まで着いたら、そこでもう一度連絡をください」
ただ、自分が方向音痴なものですから、ついつい・・・
多くの情報を伝えてしまいがちです。
細かな情報は混乱を招くだけです。
さすがにデパートのインフォメーションにいる方はお上手です。
「あそこの自動ドアまでお進みください。
自動ドアを入りましたら、左端から3基までのエレベーターで・・・」
実際には、自動ドア手前から行く方法もあったのですが
シンプルな行き方を、シンプルな言葉で伝えてくださいました。